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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
結核が5件[うち無症状病原体保有者が3件](松江圏域3件、出雲圏域1件、大田圏域1件)、日本紅
斑熱が2件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○RSウイルス感染症
:松江、出雲圏域で患者報告が続いています。全国的に例年より早い時期から報告患者
数が増加しており、今後の動向に注意が必要です。
○手足口病
:県内全域でさらに報告患者数が減少し、平年並みの報告数になりました。
○伝染性紅斑
:東部で流行が続いています。
○流行性耳下腺炎
:西部で報告患者数がやや増加し、松江・出雲圏域では患者報告が続いています。
○水痘
:冬期の流行期となり報告数が増加しています。
○マイコプラズマ肺炎
:西部で患者報告が続いています。全国的に10月に入り患者が急増しており、注意が必
要です。
○手足口病
:9月以降、コクサッキーウイルスA10、A16型が検出されています。
○熱性疾患
:コクサッキーウイルスB4型、ヒトメタニューモウイルスが検出されています。
○咽頭炎
:RSウイルス、アデノウイルス6型が検出されています。
○感染性胃腸炎
:ノロウイルスG2型、パレコウイルス1型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
RSウイルス感染症 | ○ | ○ | ○ | × |
手足口病 | ◎ | ○ | ○ | ○ |
伝染性紅斑 | ○ | ○ | × | △ |
流行性耳下腺炎 | ○ | ○ | ○ | ○ |
水痘 | ○ | ○ | ◎ | ○ |
マイコプラズマ肺炎 | ○ | × | × | ○ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし