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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
結核が1件(浜田圏域)、レジオネラ症が1件(隠岐圏域)、アメー
バ赤痢が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○手足口病
:県内全域の報告患者数が再び警報レベルとなりました。特に中部・西部地域で報告が
急増しています。3種類のウイルスが検出されており、流行はしばらく続くと予想さ
れます。
○ヘルパンギーナ
:松江圏域でやや報告患者数が多いですが、県内全域で散発的な発生となっています。
○咽頭結膜熱
:松江圏域で報告患者数が増加しましたが、他の圏域では散発的な発生となっています。
○伝染性紅斑
:雲南・益田圏域で報告患者数が増加しています。
○流行性耳下腺炎
:県内全域の報告患者数は漸減傾向ですが、第27週以降、隠岐圏域で複数例の患者報
告が続いており、今後の動向に注意が必要です。
○手足口病
:コクサッキーウイルスA6、A10、A16型が検出されています。
○ヘルパンギーナ
:コクサッキーウイルスA6、A10型が検出されています。
○感染性胃腸炎
:サポウイルス、ノロウイルスG1、G2型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
手足口病 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
ヘルパンギーナ | ○ | ○ | ○ | ○ |
伝染性紅斑 | ◎ | ○ | ○ | ○ |
咽頭結膜熱 | △ | ○ | △ | △ |
流行性耳下腺炎 | ○ | △ | ○ | △ |
水痘 | ○ | △ | ○ | △ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし