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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2010年 第44週 (11/1〜11/7) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が2件(松江圏域1件、浜田圏域1件)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :少人数ですが県内全域で患者が報告され始めました。第44週は益田圏域で20歳未満 の患者1名(臨床診断)及び隠岐圏域で8歳の患者1名(簡易キットA型)の報告がありました。 今後の動向に注意が必要です。
○流行性耳下腺炎 :ピーク時と比較し報告患者数は半減しましたが、依然松江、出雲圏域を中心に流行 しています。また、東部の警報は継続して発令中です。患者のほとんどが10歳以下の 小児ですので小さいお子さんをお持ちの方は注意してください。本疾患は自然に治癒 する感染症で、脳炎や難聴を合併しなければ予後は良好です。
○感染性胃腸炎 :東・中部で徐々に報告患者数が増加しています。また、患者から冬季に流行するノ ロウイルスが検出されていることから、今後、流行は更に拡大すると予測されます。
3)主な病原体の分離状況等
○感染性胃腸炎 :パレコウイルス及びノロウイルスG1、G2型が検出されています。
○無菌性髄膜炎 :コクサッキーウイルスB1型が検出されています。
○咽頭炎 :コクサッキーウイルスB3型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 横這 横這 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 横這
水痘 横這 横這 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 横這 横這 ×
伝染性紅斑 横這 横這 × 増加 横這
RSウイルス感染症 横這 報告なし × 横這 増加

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ
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