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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
結核が1件(出雲圏域)、腸管出血性大腸菌感染症が1件
(大田圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:雲南圏域で小児の患者1名(簡易キットでA型)及び益田圏域で20代の患者1名(臨床診
断)の報告がありました。今後の動向に注意が必要です。
○流行性耳下腺炎 :ピーク時と比較し報告患者数は半減しましたが、依然松江、出雲圏域を中心に流行して います。また、東部の警報は継続して発令中です。患者のほとんどが10歳以下の 小児ですので小さいお子さんをお持ちの方は注意してください。本疾患は自然に治癒す る感染症で、脳炎や難聴を合併しなければ予後は良好です。
○感染性胃腸炎 :東・中部で徐々に報告患者数が増加しています。また、患者から冬季に流行するノロウイ ルスが検出されたことから、今後、流行は更に拡大すると予測されます。
○流行性耳下腺炎 :ピーク時と比較し報告患者数は半減しましたが、依然松江、出雲圏域を中心に流行して います。また、東部の警報は継続して発令中です。患者のほとんどが10歳以下の 小児ですので小さいお子さんをお持ちの方は注意してください。本疾患は自然に治癒す る感染症で、脳炎や難聴を合併しなければ予後は良好です。
○感染性胃腸炎 :東・中部で徐々に報告患者数が増加しています。また、患者から冬季に流行するノロウイ ルスが検出されたことから、今後、流行は更に拡大すると予測されます。
○感染性胃腸炎
:パレコウイルス及びノロウイルスG1、G2型が検出されています。
○無菌性髄膜炎 :コクサッキーウイルスB1型が検出されています。
○咽頭炎 :コクサッキーウイルスB3型が検出されています。
○無菌性髄膜炎 :コクサッキーウイルスB1型が検出されています。
○咽頭炎 :コクサッキーウイルスB3型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
感染性胃腸炎 | ○ | ○ | ○ | △ |
流行性耳下腺炎 | ◎ | ◎ | ○ | ○ |
水痘 | ○ | ○ | ○ | △ |
A群溶連菌咽頭炎 | △ | ○ | △ | △ |
咽頭結膜熱 | ○ | ○ | △ | × |
ヘルパンギーナ | ○ | ○ | × | △ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし