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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2010年 第43週 (10/25〜10/31) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が1件(出雲圏域)、腸管出血性大腸菌感染症が1件 (大田圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :雲南圏域で小児の患者1名(簡易キットでA型)及び益田圏域で20代の患者1名(臨床診 断)の報告がありました。今後の動向に注意が必要です。
○流行性耳下腺炎 :ピーク時と比較し報告患者数は半減しましたが、依然松江、出雲圏域を中心に流行して います。また、東部の警報は継続して発令中です。患者のほとんどが10歳以下の 小児ですので小さいお子さんをお持ちの方は注意してください。本疾患は自然に治癒す る感染症で、脳炎や難聴を合併しなければ予後は良好です。
○感染性胃腸炎 :東・中部で徐々に報告患者数が増加しています。また、患者から冬季に流行するノロウイ ルスが検出されたことから、今後、流行は更に拡大すると予測されます。
3)主な病原体の分離状況等
○感染性胃腸炎 :パレコウイルス及びノロウイルスG1、G2型が検出されています。
○無菌性髄膜炎 :コクサッキーウイルスB1型が検出されています。
○咽頭炎 :コクサッキーウイルスB3型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 横這 横這 増加 横這
流行性耳下腺炎 横這 減少 横這 横這
水痘 横這 横這 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 横這 横這
咽頭結膜熱 横這 増加 横這 報告なし ×
ヘルパンギーナ 横這 横這 報告なし × 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ
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