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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
腸管出血性大腸菌感染症が1件(浜田圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:第40週の患者報告はありませんでしたが、全国では少数の新型、A香港、B型インフ
ルエンザの患者が報告されています。今後の動向に注意してください。
○流行性耳下腺炎 :現在は主に松江、出雲圏域で流行しています。第40週の東部の報告患者数は減少し ましたが依然警報は発令中です。患者のほとんどが10歳以下の小児ですので小さいお 子さんをお持ちの方は注意してあげてください。本疾患は自然に治癒する感染症で、 脳炎や難聴を合併しなければ予後は良好です。
○水痘 :報告患者数が徐々に増加しています。今後、流行は拡大すると予測されますので動 向に注意してください。なお、患者は5歳以下の小児がほとんどです。
○流行性耳下腺炎 :現在は主に松江、出雲圏域で流行しています。第40週の東部の報告患者数は減少し ましたが依然警報は発令中です。患者のほとんどが10歳以下の小児ですので小さいお 子さんをお持ちの方は注意してあげてください。本疾患は自然に治癒する感染症で、 脳炎や難聴を合併しなければ予後は良好です。
○水痘 :報告患者数が徐々に増加しています。今後、流行は拡大すると予測されますので動 向に注意してください。なお、患者は5歳以下の小児がほとんどです。
○感染性胃腸炎
:パレコウイルス及びコクサッキーB4型が検出されています。
○無菌性髄膜炎 :コクサッキーウイルスB1及びB4型が検出されています。
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA4及びB4型が検出されています。
○無菌性髄膜炎 :コクサッキーウイルスB1及びB4型が検出されています。
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA4及びB4型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
感染性胃腸炎 | △ | △ | ○ | ○ |
流行性耳下腺炎 | ◎ | ◎ | ○ | × |
水痘 | ○ | ○ | ○ | △ |
A群溶連菌咽頭炎 | ○ | ○ | △ | △ |
ヘルパンギーナ | ○ | ○ | × | × |
手足口病 | △ | △ | △ | △ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし