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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2010年 第35週 (8/30〜9/5) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が4件(雲南圏域2件、出雲圏域2件)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○ヘルパンギーナ :第35週は大田圏域で患者報告数が増加し、県内全域では患者報告数の増減を繰り返 しながら流行しています。また、患者からは多種類のウイルスが分離されており、今 後の動向に注意が必要です。
○流行性耳下腺炎 :東部で流行(警報発令中)が続いていますが、県内全域の報告患者数はピーク時の約 半数となり流行は徐々に縮小しています。本疾患は自然に治癒する感染症で、脳炎や 難聴を合併しなければ予後は良好です。
○手足口病 :県内の報告患者数は激減し、流行は縮小しました。
3)主な病原体の分離状況等
○感染性胃腸炎 :サポウイルスが検出されています。
○手足口病 :エンテロウイルス71型が検出されています。
○無菌性髄膜炎 :コクサッキーウイルスB1及びB4型が検出されています。
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA4、B1及びB2型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 横這 横這 横這 横這
ヘルパンギーナ 横這 減少 横這 増加
流行性耳下腺炎 減少 減少 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 横這 横這
手足口病 減少 減少 減少 減少
水痘 横這 横這 横這 横這 ×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
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