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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
腸管出血性大腸菌感染症が1件(大田圏域)報告されて
います。
2)定点報告5類感染症
○流行性耳下腺炎
:東部で流行(警報発令中)が拡大しています。3〜4年毎に流行すること及び2006年以
降県内で大規模な流行は起こっていないことから動向に注意する必要があります。
発症数日前から唾液中へのウイルス排出が始まっていることや、不顕性感染例が3
分の1にみられることから、流行阻止することは困難です。 多くは自然治癒し、脳
炎や難聴を合併しなければ、稀に併発する髄膜炎の場合でも予後は良好です。
○ヘルパンギーナ :県東部の流行はピークを超えたと推察されますが、患者から多種のウイルスが分離 されていることもあり、今後の動向に注意が必要です。。
○手足口病 :県内の報告患者数は激減し、流行はピークを超え縮小しつつあります。
○RSウイルス感染症 :出雲圏域から3件の報告がありました。今後の動向に注意する必要があります。
○ヘルパンギーナ :県東部の流行はピークを超えたと推察されますが、患者から多種のウイルスが分離 されていることもあり、今後の動向に注意が必要です。。
○手足口病 :県内の報告患者数は激減し、流行はピークを超え縮小しつつあります。
○RSウイルス感染症 :出雲圏域から3件の報告がありました。今後の動向に注意する必要があります。
○感染性胃腸炎
:サポウイルスが検出されています。
○手足口病 :エンテロウイルス71型が検出されています。
○無菌性髄膜炎 :コクサッキーウイルスB1及びB4型が検出されています。
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA2型、A4型、B1型及びB2型が検出されています。
○手足口病 :エンテロウイルス71型が検出されています。
○無菌性髄膜炎 :コクサッキーウイルスB1及びB4型が検出されています。
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA2型、A4型、B1型及びB2型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
感染性胃腸炎 | ○ | ○ | ○ | ○ |
流行性耳下腺炎 | ◎ | ◎ | △ | ○ |
ヘルパンギーナ | ◎ | ○ | ○ | ○ |
手足口病 | ○ | ○ | △ | ○ |
A群溶連菌咽頭炎 | △ | △ | △ | × |
水痘 | △ | △ | △ | △ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし