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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
結核が5件(松江圏域3件、出雲圏域1件、大田圏域1件)、腸
管出血性大腸菌感染症が2件(松江圏域1件、出雲圏域1件)報
告されています。
腸管出血性大腸菌感染症の報告数が全国的に5月下旬から増加してきています。三重県では校内食堂を原因
施設とした集団食中毒が発生し、6月15日までに180名以上の感染者が報告されています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎
:県内全域でウイルスによる流行が長期間続いています。食中毒や集団感染の原因ウ
イルスとなりうるノロウイルスも検出されておりますので、嘔吐、下痢の症状に注意
し、手洗いを励行して下さい。
○手足口病 :県下全域で小流行しています。また、原因ウイルスとして、感染により脳炎及び髄 膜炎等を併発するなど重症化する可能性が報告されているエンテロウイルス71型が検 出されており注意が必要です。
○水痘 :報告患者数の増減を繰り返しながら徐々に流行が拡大しています。また、年齢別で は1歳から4歳までの小児がほとんどを占めています。
○手足口病 :県下全域で小流行しています。また、原因ウイルスとして、感染により脳炎及び髄 膜炎等を併発するなど重症化する可能性が報告されているエンテロウイルス71型が検 出されており注意が必要です。
○水痘 :報告患者数の増減を繰り返しながら徐々に流行が拡大しています。また、年齢別で は1歳から4歳までの小児がほとんどを占めています。
○感染性胃腸炎
:A群ロタウイルス、ノロウイルス(G2型)が検出されています。
○手足口病 :エンテロウイルス71型が検出されています。
○手足口病 :エンテロウイルス71型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
感染性胃腸炎 | ○ | ○ | ○ | ○ |
水痘 | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
A群溶連菌咽頭炎 | ◎ | ◎ | ○ | △ |
手足口病 | ○ | ○ | ○ | ○ |
流行性耳下腺炎 | ○ | ○ | ○ | ○ |
咽頭結膜熱 | △ | △ | △ | × |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし