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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2010年 第14週 (4/5〜4/11) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :ピーク時と比較し患者報告数は半減しました。ノロウイルスによる流行が小規模と なり、A群ロタウイルスが主流となる流行に変わってきています。
○水痘 :患者報告数の増減を繰り返しながら、小規模な流行が長期間続いています。
○ヘルパンギーナ :例年より早く流行が始まりましたが第14週までの流行は小規模です。例年の傾向か ら今後流行が拡大すると予測されますので動向に注意して下さい。
○手足口病 :第14週までの患者報告数は少数ですが、例年の傾向から今後流行は拡大すると予測 されます。原因ウイルスとして、経過中に中枢神経系疾患を併発し、重症化の報告の あるエンテロウイルス71型が分離されていますので注意が必要です。
3)主な病原体の分離状況等
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA5型が分離されています。
○手足口病 :コクサッキーウイルスA5型及びエンテロウイルス71型が分離されています。
○気管支炎 :RSウイルス、ヒトメタニューモウイルスが検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルス(G2型)、A群ロタウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 減少 横這 減少 横這
水痘 横這 横這 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 減少 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 横這
ヘルパンギーナ 横這 横這 横這 横這 ×
手足口病 横這 横這 横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
流行性耳下腺炎発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
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