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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
結核が2件(松江圏域)、アメーバ赤痢が1件(出雲圏域)、劇症型溶血性レンサ
球菌感染症が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:徐々に終息の方向に向かっていますが、隠岐圏域の第18週の報告患者数は増加して
います。
○感染性胃腸炎 :依然県内全域で報告患者数の増減を繰り返しながらノロウイルスとA群ロタウイル スによる流行が続いています。
○水痘 :県内全域で例年と同規模の流行が起こっていますが、ここ数週間東部の報告患者数 が徐々に増加してきています。
○感染性胃腸炎 :依然県内全域で報告患者数の増減を繰り返しながらノロウイルスとA群ロタウイル スによる流行が続いています。
○水痘 :県内全域で例年と同規模の流行が起こっていますが、ここ数週間東部の報告患者数 が徐々に増加してきています。
○新型インフルエンザ:メキシコで発生した新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)が、徐々に全世界(患者数:約2300人)に拡がってきています。現在、日本での患者報告はありませんが、流行状況をテレビ、新聞及びホームページ等で確認するとともに、手洗い、うがいの励行とマスクの着用等の予防にも気を付けて下さい。
○感染性胃腸炎からはA群ロタウイルスが主に検出され、少数ですがノロウイルスGII型も検出されています。
○インフルエンザからはAソ連型、A香港型及びB型が分離されていますが、最近は流行がほぼ終息したため
検体数は激減しています。
○手足口病からコクサッキーウイルスA10型が分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
感染性胃腸炎 | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
インフルエンザ | ○ | ○ | ○ | ○ |
水痘 | ○ | ◎ | ○ | △ |
A群溶連菌咽頭炎 | ○ | ○ | ○ | △ |
咽頭結膜熱 | ○ | ○ | △ | ○ |
伝染性紅斑 | △ | △ | △ | × |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし