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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2009年 第15週 (4/6〜4/12) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 つつが虫病が1件(出雲圏域)、ウイルス性肝炎が1件(松江圏域)報告されてい ます。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :県内全域で報告患者数は激減し、流行は終息に向かっています。
○感染性胃腸炎 :県内全域でのノロウイルスによる流行に加え、東・中部でA群ロタウイルスによる 流行が拡がっています。
○水痘 :県内全域で例年と同規模の流行が起こっており、患者は1〜4歳の乳幼児がほとんど です。
○伝染性紅斑 :東・中部で報告患者数が増加しています。この疾患は2006年以降、大きな流行があ りませんでしたので動向に注意しましょう。
3)主な病原体の分離状況等
○感染性胃腸炎からはノロウイルスGT型、GII型及びA群ロタウイルスが主に検出されていますが、その外 にエコーウイルス11型及び30型が分離されています。 ○インフルエンザからはAソ連型、A香港型及びB型が分離されていますが、最近はB型の分離割合が増えてい ます。 ○無菌性髄膜炎(出雲圏域)及び咽頭炎からエコーウイルス11型が分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 横這 横這 増加 横這
インフルエンザ 減少 減少 減少 横這
水痘 横這 横這 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 減少 横這 減少 横這
伝染性紅斑 増加 増加 増加 横這 ×
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ インフルエンザ発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
凡例
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