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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2008年 第49週 (12/1〜12/7) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が11件(松江圏域9件、浜田圏域2件)、マラリアが1件(松江圏域)報告さ れています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :出雲圏域で報告患者数が増加し、県内全域でも徐々に増加してきています。冬季 に入りノロウイルス等、ウイルス性感染性胃腸炎が流行しますので、手洗い、食品 の加熱等、感染予防に心掛けてください。
○インフルエンザ :例年より1か月早く、隠岐を除く地域で流行しています。今後、流行は更に拡大 しますので、マスクの着用、うがい、手洗い等、感染予防に心掛けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :松江、出雲圏域で小流行しています。うがい、手洗い等、感染予防に心掛けてく ださい。
○水痘 :県内全域で報告患者数が徐々に増加してきました。今後、流行は更に拡大します ので動向に注意してください。
○RSウイルス感染症 :松江、出雲、益田圏域で小流行しています。6か月未満の乳児が感染すると重篤 な呼吸器疾患を引き起こすことがありますので感染予防に心掛けてください。
○咽頭結膜熱 :松江、出雲圏域で小流行しています。今後も流行は続きますので、洗眼、手洗い の励行及びタオルの共同使用を控える等、感染予防に心掛けてください。
3)主な病原体の分離状況等
 インフルエンザからインフルエンザウイルスAH3型(A香港型)、手足口病からコクサッキーウイルスA10 型、ヘルパンギーナからコクサッキーウイルスB2型、咽頭炎からライノウイルスが分離されています。 また、感染性胃腸炎からノロウイルスGII型とサポウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 横這 横這 増加 横這
インフルエンザ 横這 横這 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 横這 増加 横這 横這
水痘 横這 横這 横這 横這
RSウイルス感染症 増加 増加 増加 増加
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ インフルエンザ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
凡例
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