結核が5件(松江圏域1件、出雲圏域1件、浜田圏域1件、益田圏域2件)、腸管出 血性大腸菌感染症が1件(松江圏域)報告されています。

○感染性胃腸炎 ：県内の流行状況は長期間横這い状態ですが、今後冬季に入りウイルス性感染性胃腸 炎が流行しますので、手洗い、食品の加熱等、感染予防に心掛けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 ：今週は出雲圏域で報告患者数が増加しました。うがい、手洗い等、感染予防に心掛 けて下さい。
○水痘 :県内の報告患者数が徐々に増加してきました。今後冬季に入り流行は拡大しますの で動向に注意して下さい。
○咽頭結膜熱 ：年間を通して少数の患者報告が続いています。今後もこの小流行は続きますので、 洗眼、手洗いの励行及びタオルの共同使用を控える等、感染予防に心掛けて下さい。
○マイコプラズマ肺炎 ：雲南圏域で今春から小流行が続いています。冬季に入り流行が拡大する恐れがあり ますので動向に注意してください。
○ＲＳウイルス感染症 ：松江、出雲圏域で少数の患者報告が続いています。今後、県内全域に流行は拡大し ますので、うがい、手洗い等の感染予防に心掛けて下さい。

　無菌性髄膜炎からコクサッキーウイルスB2型、ヘルパンギーナからコクサッキーウイルスA4型及びB2型、 手足口病からコクサッキーウイルスA4型及びA16型、発熱からコクサッキーウイルスB2型及びエコーウイル ス18型、咽頭結膜熱からアデノウイルス3型が分離されています。また、感染性胃腸炎からコクサッキーウ イルスB2型、パレコウイルス3型及び腸管アデノウイルスが分離又は検出されています。