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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2008年 第23週 (6/2〜6/8) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が3件(松江圏域2件、浜田圏域1件)、日本紅斑熱が2件(出雲圏域)報告さ れています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :先週に引き続き東部の報告患者数は減少しましたが、依然県内全域で流行していま す。今後も流行は続きますので、手洗い、食品の加熱等の予防に心掛けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :中部で小規模な流行が起こっています。今後の動向に注意してください。
○水痘 :報告患者数の増減を繰り返しながら県内全域で流行しています。今後も流行は続き ますので予防に心掛けてください。
○手足口病 :流行初期の段階に入り、徐々に患者報告数が増加してきました。今後流行は県内全 域に拡大すると思われますので動向に注意してください。
○咽頭結膜熱 :現在のところ、大規模な流行が起こる兆しはありませんが、今後、流行期となりま すので手洗い、うがいなどの感染予防を心掛けてください。
○ヘルパンギーナ :流行初期の段階に入り、徐々に患者報告数が増加してきました。今後流行は県内全 域に拡大すると思われますので動向に注意してください。
3)主な病原体の分離状況等
 ヘルパンギーナからエコーウイルス18型とコクサッキーウイルスA2、A4型、手足口病からコクサッキーウ イルスA16型、咽頭結膜熱からアデノウイルス2型、発熱症からエコーウイルス18型とコクサッキーウイルス B5型、発疹症からエコーウイルス18型が分離されています。感染性胃腸炎からはA群ロタウイルス、ノロウ イルスGIIが検出されています。また、第22週に県央保健所管内の学校で発生したインフルエンザ集団事例 から、AH3型(香港型)が分離されました。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 横這 減少 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 増加 横這 増加 横這
水痘 横這 横這 横這 横這
ヘルパンギーナ 横這 横這 横這 横這
手足口病 横這 横這 横這 横這
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 横這 ×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
ヘルパンギーナ発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
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