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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2008年 第8週 (2/18〜2/24) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が3件(松江圏域1件、出雲圏域1件、大田圏域1件)、腸管出血性大腸菌感 染症が1件(出雲圏域)、麻しんが1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :県内全域で大規模な流行が起こっていますが、流行のピークを越え減少しています。 流行の主体はAソ連型ですが、B型も検出されています。手洗い、うがいは感染症予防 の基本です。しっかりと行って感染予防に心掛けてください。
○感染性胃腸炎 :西部で報告患者数は減少しましたが、依然、県内全域で患者数の増減を繰り返しな がら大規模に流行しています。今後も流行は長期間続く見込みです。
○A群溶連菌咽頭炎 :西部で報告患者数は減少しましたが、依然県内全域で小流行が続いています。
○水痘 :県内の報告患者数はピーク時よりは減少していますが、依然県内全域で流行してい ます。冬季は流行期ですので今後の動向に注意してください。
○RSウイルス感染症 :西部で報告患者数が急増しました。6か月未満の乳児が感染すると重篤な呼吸器疾 患を引き起こすことがあります。
3)主な病原体の分離状況等
 インフルエンザからAH1型(ソ連型)に加え、中部・西部でB型(山形系)が分離されていますがワクチン株と は違う系統のウイルスのため要注意です。感染性胃腸炎からはノロウイルスGII、サポウイルス、A群ロタ ウイルスが検出されています。また、今週は松江で嘔吐、下痢症を主症状とする集団発生事例があり、ノロ ウイルスGIIが検出されました。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 減少 横這 横這 減少
感染性胃腸炎 横這 横這 横這 減少
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 横這 減少
水痘 横這 横這 横這 横這
手足口病 横這 増加 報告なし × 横這 ×
RSウイルス感染症 横這 横這 横這 急増
インフルエンザ流行情報
流行の推移急増:急増 増加:増加傾向 急減:急減 減少:減少傾向 横這:横這 報告なし:報告なし
 今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ
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