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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2007年 第45週 (11/5〜11/11) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が2件(益田圏域1件、大田圏域1件)、日本脳炎が1件(出雲圏域)報告され ています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :県内で今期初めての患者報告が浜田圏域で2名有りました。今後流行は徐々に拡大 しますので、手洗い、うがいなどの感染予防を心掛けてください。
○手足口病 :県内で今年3回目の流行が起こっています。特に、松江、出雲圏域で患者の報告数 が多いです。
○無菌性髄膜炎 :8月から出雲圏域でエコーウイルス30型による流行が続いています。
○感染性胃腸炎 :県内全域でノロウイルスによる流行が続いており、今週は松江圏域の報告患者数が 多くなっています。今後、冬季に向かい流行は更に拡大しますので、手洗い、食品の 加熱等の予防に心掛けてください。
○水痘 :患者報告数が徐々に増加してきました。今後、流行は更に拡大しますので予防に心 掛けましょう。
○RSウイルス感染症 :県内の現在の患者報告数は少数ですが、冬季に入ると流行期となりますので動向に 注意してください。
3)主な病原体の分離状況等
 手足口病からコクサッキーA16型が、無菌性髄膜炎からエコーウイルス30型が分離され、感染性胃腸炎か らはノロウイルスGIIが検出されています。他県のインフルエンザ患者からはAソ連型が主に分離されてい るようです。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 報告なし × 報告なし × 横這
手足口病 横這 横這 横這 横這
感染性胃腸炎 横這 増加 横這 横這
水痘 増加 横這 増加 横這
RSウイルス感染症 横這 横這 横這 報告なし ×
無菌性髄膜炎 減少 × 報告なし × 減少 × 報告なし ×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 無菌性髄膜炎発生推移グラフ
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 推移グラフ一覧
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