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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
結核が4件(松江圏域1件、雲南圏域1件、出雲圏域1件、大田圏域1件)、腸管出
血性大腸菌感染症が4件(O26:雲南圏域)、日本紅斑熱が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○手足口病
:今年3回目の流行拡大となっています。特に、今週は松江圏域で報告患者数が増加
しています。
○無菌性髄膜炎 :8月から出雲圏域でエコーウイルス30型による流行が続いています。
○感染性胃腸炎 :全県でノロウイルスによる流行が長期間継続して起こっています。報告患者数は横 這い状態ですが、今後、冬季に向かい流行は拡大しますので手洗い、食品の加熱等の 予防に心掛けてください。
○インフルエンザ :現在、県内ではインフルエンザは流行していませんが、他県では少数ですが患者報 告が始まっています。
○RSウイルス感染症 :9月から増加していた報告は減少しました。冬季に入ると流行期となりますので動 向に注意してください。
○無菌性髄膜炎 :8月から出雲圏域でエコーウイルス30型による流行が続いています。
○感染性胃腸炎 :全県でノロウイルスによる流行が長期間継続して起こっています。報告患者数は横 這い状態ですが、今後、冬季に向かい流行は拡大しますので手洗い、食品の加熱等の 予防に心掛けてください。
○インフルエンザ :現在、県内ではインフルエンザは流行していませんが、他県では少数ですが患者報 告が始まっています。
○RSウイルス感染症 :9月から増加していた報告は減少しました。冬季に入ると流行期となりますので動 向に注意してください。
手足口病からコクサッキーA16型が、無菌性髄膜炎からエコーウイルス30型が分離され、感染性胃腸炎か
らはノロウイルスGIIが検出されています。また、雲南の腸管出血性大腸菌感染症からO26が分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
手足口病 | ◎ | ◎ | ○ | ○ |
感染性胃腸炎 | ○ | ○ | ○ | △ |
咽頭結膜熱 | × | × | × | × |
A群溶連菌咽頭炎 | ○ | △ | ◎ | △ |
RSウイルス感染症 | × | × | × | × |
無菌性髄膜炎 | △ | × | ○ | × |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし