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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2007年 第39週 (9/24〜9/30) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が2件(雲南圏域1件、大田圏域1件)、腸管出血性大腸菌感染症が2件 (O157:浜田圏域)報告されています。浜田からのO157の報告は9月に入り合計 5件となり、発生が集中しています。手洗いや、食品の加熱調理など感染予防に注意してください。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :インフルエンザ予防接種の早期予約・早期接種キャンペーン実施中です。インフル エンザ予防接種を希望される方は、確実に予防接種を受けられるように、10月31日ま でに医療機関に予約しましょう。
○手足口病 :9月から県内全域で再流行していましたが、減少に転じています。
○無菌性髄膜炎 :出雲圏域でエコーウイルス30型による流行が起こっています。ピークを越えたよう ですが引き続き流行しています。
○感染性胃腸炎 :東部・中部でノロウイルスによる流行が続いています。今後、冬季に向かい更に流 行は拡大しますので手洗い、食品の加熱等の予防に心掛けてください。
○RSウイルス感染症 :出雲圏域で報告患者数が徐々に増加しています。今後冬季に向かい流行の拡大に要 注意です。
3)主な病原体の分離状況等
 手足口病からエンテロウイルス71型とコクサッキーA16型が、ヘルパンギーナからコクサッキーA16型とB4 型が、無菌性髄膜炎からエコーウイルス30型が分離されています。感染性胃腸炎からはノロウイルスGIIと 腸管アデノウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
手足口病 減少 横這 横這 減少
感染性胃腸炎 横這 横這 横這 横這
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 報告なし ×
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 横這 横這
RSウイルス感染症 増加 横這 × 増加 報告なし ×
無菌性髄膜炎 減少 報告なし × 減少 報告なし ×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 無菌性髄膜炎発生推移グラフ
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