島根県感染症発生動向調査

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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報（週報）　第44週（10/28～11/3）

県内感染症情報（概況）.

１）全数報告感染症（１～４類感染症）

今週の報告はありません。

腸管出血性大腸菌感染症報告状況
	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	計
平成１３年	1	2	2	32	46	5	6	-	94
平成１４年	-	9	6	4	3	5	2		29

２）定点報告４類感染症

○インフルエンザ ：今週は患者報告がありませんでした。
○感染性胃腸炎 ：県下全域から報告があり、発生のなかった益田圏域からも患者報告がみられるようになっています。
○水　　　痘 ：これまで発生の途絶えていた大田・浜田圏域からも報告がみられるようになり、冬季の流行期に向けて今後増加するものと思われます。
○流行性耳下腺炎 ：増減を繰り返し雲南・出雲圏域を中心に発生が続いています。
○手足口病 ：引き続いて大田・浜田圏域で単発的な発生がみられています。

３）主な病原体の分離状況

上気道炎、熱性疾患からコクサッキーA5型ウイルスの分離が続き、来シーズンに流行する前兆かもしれません。

主な感染症の流行状況

疾患名	全県	東部	中部	西部
インフルエンザ	×	×	×	×
Ａ群溶連菌咽頭炎	△	△	×	△
感染性胃腸炎	○	○	○	○
水痘	○	△	○	○
流行性耳下腺炎	○	○	◎	×
無菌性髄膜炎	×	×	×	×