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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報(週報) 第43週 (10/21〜10/27)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
    腸管出血性大腸菌感染症が1件(O26:出雲圏域)、また4類感染症の 日本紅斑熱が先週に引き続き2件(出雲圏域)報告されています。
腸管出血性大腸菌感染症 報告状況
 4月5月6月7月8月9月10月11月
平成13年122324656-94
平成14年-964352 29
2)定点報告4類感染症
   ○インフルエンザ :出雲・益田圏域から2例報告がみられるようになっています。
○感染性胃腸炎 :出雲・大田・浜田圏域で患者数が大きく増加し、流行期に入ったようです。
○水   痘 :東部・中部の松江・雲南、出雲圏域と西部の益田圏域で発生がみられますが、大きな発  生とはなっていません。
○流行性耳下腺炎 :雲南、出雲圏域で大きく発生が続いています。
○手足口病 :大田・浜田圏域で単発的な発生がみられています。
○麻疹 :出雲圏域から1例(20歳以上)が報告されています。
3)主な病原体の分離状況
    感染性胃腸炎からNV(SRSV:小型球形ウイルス)が検出されています。また、ロタウイルスも検出されるよう になっています。
  主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ Y0 N0 × Y0 Y0
A群溶連菌咽頭炎 Y0 Y0 × Y0 Y0
感染性胃腸炎 Y0 Y0 U1 Y0
水 痘 Y0 Y0 Y0 Y0
流行性耳下腺炎 U1 Y0 U1 Y0
無菌性髄膜炎 Y0 × Y0 × N0 × N0 ×
 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし

 過去4週の流行の推移
 U1:急増  U1:増加傾向
 U1:急減  U1:減少傾向
 U1:横這  U1:報告なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。

凡例
 推移グラフ一覧