島根県感染症発生動向調査

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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報（週報）　第41週（10/7～10/13）

県内感染症情報（概況）.

１）全数報告感染症（１～４類感染症）

日本紅斑熱が１件（出雲圏域）報告されています。

腸管出血性大腸菌感染症報告状況
	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	計
平成１３年	1	2	2	32	46	5	6	-	94
平成１４年	-	9	6	4	3	5	1		28

２）定点報告４類感染症

○感染性胃腸炎 ：益田圏域を除く地域で発生がみられ,1歳～９歳を中心に増加しています。
○水　　　痘 ：出雲圏域以東で発生がみられます。
○流行性耳下腺炎 ：中部の雲南、出雲圏域で発生が続いています。
○手足口病、ヘルパンギーナ、無菌性髄膜炎などの夏に流行する感染症の発生が再燃しているようです。

３）主な病原体の分離状況

食中毒の原因菌ともなるサルモネラの分離例が多くなっています。コクサッキーB2、4型ウイルスの分離例が増加している以外に新しく分離されるウイルスはありません。

主な感染症の流行状況

疾患名	全県	東部	中部	西部
感染性胃腸炎	○	○	○	△
水痘	△	△	△	△
手足口病	△	×	△	△
伝染性紅斑	△	×	×	△
流行性耳下腺炎	○	△	◎	×
Ａ群溶連菌咽頭炎	○	△	○	○