トップページカレンダー |2002年第38週(9月第3週) |グラフ一覧
島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
TEL:0852-36-8188
FAX:0852-36-8356

島根県感染症情報(週報) 第38週 (9/16〜9/22)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
   腸管出血性大腸菌感染症が1件(松江)、4類感染症の日本紅斑熱が 1件(出雲)報告されています。
腸管出血性大腸菌感染症 報告状況
 4月5月6月7月8月9月10月11月
平成13年122324656-94
平成14年-96435  27
2)定点報告4類感染症
   ○感染性胃腸炎 :多発していた出雲圏域では減少していますが、他の圏域では横這いまたは増加傾向にあ  ります。
○水   痘 :前週に比べ10例の増加となっています。
○流行性耳下腺炎 :増減を繰り返しながら引き続いて東・中部から報告があります。
○手足口病 :浜田・益田圏域でのみ単発的な発生報告があります。
○ヘルパンギーナ :松江圏域で4例が報告されているに過ぎません。
○流行性角結膜炎 :浜田圏域から20歳代以上の3例が報告されています。
3)主な病原体の分離状況
    引き続いて無菌性髄膜炎、咽頭炎からエコー13型ウイルスが分離されているのに加え、コクサッキーB2、4型 ウイルスの分離例が増加しています。非流行期の感染性胃腸炎から小型球形ウイルス(SRSV、NV)が高頻度に検 出されています。また、A群ロタウイルスも検出されています。
  主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 Y0 Y0 D1 Y0
手足口病 Y0 Y0 × Y0 × Y0
ヘルパンギーナ Y0 Y0 Y0 Y0
伝染性紅斑 D1 Y0 × Y0 Y0
流行性耳下腺炎 Y0 Y0 Y0 Y0
流行性角結膜炎 Y0 N0 × Y0 × Y0
 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし

 過去4週の流行の推移
 U1:急増  U1:増加傾向
 U1:急減  U1:減少傾向
 U1:横這  U1:報告なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。

凡例
 推移グラフ一覧