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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報(週報) 第33週 (8/12〜8/18)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
   今週の報告はありません。
腸管出血性大腸菌感染症 報告状況
 4月5月6月7月8月9月10月11月
平成13年122324656-94
平成14年-9643   22
2)定点報告4類感染症
   ○感染性胃腸炎 :出雲・大田・松江圏域で引き続いて発生し、また、罹患年齢が少し高くなっているようです。
○水 痘 :年間で最も発生の少ない時期であり、散発的な発生となっています。
○流行性耳下腺炎 :県全体では減少しているなかで、雲南・出雲圏域での発生が多くみられています。
○手足口病 :報告数は減少し、散発的な発生となっています。
○ヘルパンギーナ :例年より患者報告数は少なく経過していましたが、やや増加傾向にあるようです。
○無菌性髄膜炎 :3例の報告に過ぎませんが、乳児から20歳代の幅広い年齢で感染しています。
3)主な病原体の分離状況
    県下全域でエコー13型ウイルスによる無菌性髄膜炎、夏カゼが流行しています。このウイルスは過去20年以 上流行がみられていないことから、幅広い感染が考えられます。また、無菌性髄膜炎の原因となるコクサッキー B4型ウイルスも多く分離されるようになっています。
  主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 Y0 Y0 Y0 Y0
手足口病 Y0 Y0 Y0 Y0
ヘルパンギーナ Y0 Y0 Y0 D1
伝染性紅斑 D1 D1 Y0 Y0
流行性耳下腺炎 D1 Y0 D1 Y0
無菌性髄膜炎 Y0 Y0 Y0 N0 ×
 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし

 過去4週の流行の推移
 U1:急増  U1:増加傾向
 U1:急減  U1:減少傾向
 U1:横這  U1:報告なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。

凡例
 推移グラフ一覧