トップページ
|
カレンダー
|
<
|2002年第32週(8月第1週) |
>
|
グラフ一覧
島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
TEL:0852-36-8188
FAX:0852-36-8356
島根県感染症情報(週報) 第32週 (8/5〜8/11)
県内情報(概況) |
定点報告患者数
|
全国発生情報
|
全数把握疾患(全国)
県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
3類感染症の腸管出血性大腸菌感染症が3件(O157:松江2件、出雲1件)
4類感染症のクロイツフェルト・ヤコブが浜田から1件報告されています。
腸管出血性大腸菌感染症 報告状況
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
計
平成13年
1
2
2
32
46
5
6
-
94
平成14年
-
9
6
4
3
22
2)定点報告4類感染症
○水 痘
:中部地区を中心に散発的に報告されています。
○感染性胃腸炎
:夏期は年間を通じて最も患者数の少ない季節ですが、散発例がみられます。
○手足口病
:報告数が減少し、5月下旬のピーク時に比べ10分の1にまで少なくなりました。
○ヘルパンギーナ
:例年より患者報告数は少なく、流行はほぼ終息しましたが、散発的に発生しています。
○伝染性紅斑
:昨年末から多発状態が続いていましたが、減少しています。
○流行性耳下腺炎
:雲南圏域を中心に流行が続いています。県西部では散発的発生です。
3)主な病原体の分離状況
エコー13型ウイルスによる無菌性髄膜炎、夏カゼが流行しています。また、無菌性髄膜炎の原因となるコク サッキーB4型ウイルスも東部から西部に向かって多く分離されるようになっています。ヘルパンギーナからはコ クサッキーA4型ウイルスが分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名
全県
東部
中部
西部
水 痘
○
△
○
△
手足口病
○
○
○
△
ヘルパンギーナ
○
△
△
○
伝染性紅斑
○
△
○
△
流行性耳下腺炎
◎
○
◎
△
感染性胃腸炎
○
○
○
△
記号の説明
◎:流行している
○:やや流行している
△:散 発
×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増
:増加傾向
:急減
:減少傾向
:横這
:報告なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
推移グラフ一覧