トップページ
|
カレンダー
|
<
|2002年第31週(7月第5週) |
>
|
グラフ一覧
島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
TEL:0852-36-8188
FAX:0852-36-8356
島根県感染症情報(週報) 第31週 (7/29〜8/4)
県内情報(概況) |
定点報告患者数
|
全国発生情報
|
全数把握疾患(全国)
県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
3類感染症の腸管出血性大腸菌感染症が1件(松江1件:O111)
腸管出血性大腸菌感染症 報告状況
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
計
平成13年
1
2
2
32
46
5
6
-
94
平成14年
-
9
6
4
19
2)定点報告4類感染症
○感染性胃腸炎
:県全体では減少に向かっていますが、出雲・大田圏域で引き続いて多発しています。
○流行性耳下腺炎
:県全体では減少しているなかで、雲南圏域での発生が多くみられ流行しています。
○手足口病
:報告数は減少していますが、西部から再び患者報告がみられるようになっています。
○水 痘
:散発的な発生が続いています。
○ヘルパンギーナ
:例年より患者報告数は少なく、流行はほぼ終息しましたが、散発的に発生しています。
○無菌性髄膜炎
:乳児から10歳代と、例年になく幅広い年齢の患者報告があります。
3)主な病原体の分離状況
エコー13型ウイルスによる無菌性髄膜炎、夏カゼが流行しています。このウイルスは過去20年以上流行がみ られておらず抗体保有率が低いため、感染予防に注意してください。また、無菌性髄膜炎の原因となるコクサ ッキーB4型ウイルスも東部から西部に向かって多く分離されるようになっています。
主な感染症の流行状況
疾患名
全県
東部
中部
西部
水 痘
△
△
○
△
手足口病
○
△
○
○
ヘルパンギーナ
○
△
○
△
伝染性紅斑
◎
△
○
△
流行性耳下腺炎
○
△
◎
△
流行性角結膜炎
△
×
×
△
記号の説明
◎:流行している
○:やや流行している
△:散 発
×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増
:増加傾向
:急減
:減少傾向
:横這
:報告なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
推移グラフ一覧