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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報(週報) 第28週 (7/8〜7/14)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
    今週は報告がありませんでした。
腸管出血性大腸菌感染症 報告状況
 4月5月6月7月8月9月10月11月
平成13年122324656-94
平成14年-961    16
2)定点報告4類感染症
   ○流行性耳下腺炎 :雲南・出雲圏域からの報告が多く、流行しています。
○手足口病 :流行が終息したように見えていましたが、再び雲南・出雲圏域で多発しています。
○水 痘 :流行していた東部の患者数も減少し、全県的に減少傾向です。
○ヘルパンギーナ :この1、2週の間減少傾向にありましたが、松江・益田圏域で再たび増加しています。
○麻 疹 :単発的に患者発生が続いています。
○伝染性紅斑 :今年は流行年にあたり、平年にくらべ報告の多い状態が続いています。
3)主な病原体の分離状況
    最新の検査結果によると、6月以降に無菌性髄膜炎などからエコー13型ウイルスが多数分離されています。エ コー13型ウイルスは、島根県や全国でも検出された事が無く、免疫を持つ人が殆どいないため今後大きな流行 になる可能性があり、発生動向に注意が必要です。
  主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
水 痘 D1 D1 Y0 Y0 ×
手足口病 Y0 D1 U1 Y0
ヘルパンギーナ Y0 U1 Y0 Y0
伝染性紅斑 Y0 D1 Y0 Y0
流行性耳下腺炎 D1 D1 Y0 Y0
マイコプラズマ肺炎 Y0 Y0 D1 × N0 ×
 流行の推移U1急増、 U1増加傾向、 U1急減、 U1減少傾向、 U1横這、 U1報告なし
 今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。

凡例
 推移グラフ一覧