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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報(週報) 第26週 (6/24〜6/30)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
    3類感染症の腸管出血性大腸菌感染症が2件(雲南2件:O157)
腸管出血性大腸菌感染症 報告状況
 4月5月6月7月8月9月10月11月
平成13年122324656-94
平成14年-96     15
2)定点報告4類感染症
   ○インフルエンザ :例年になく遅くまで流行しましたが、今シーズンの流行は終息しました。
○水 痘 :西部では患者数が減少しましたが、東部・中部では依然流行しています。
○手足口病 :6月始めの流行ピーク以後、急速に患者数が減少し流行はほぼ収まったようです。
○流行性耳下腺炎 :今年に入ってから患者数が少しずつ増加しており、今後の動向が注目されます。
○ヘルパンギーナ :益田圏域からの報告が多いですが、他の圏域からの報告はあまり多くありません。
○無菌性髄膜炎 :松江圏域から先週に引き続き、1件報告があります。
○マイコプラズマ肺炎 :松江・雲南圏域から2件報告があります。
3)主な病原体の分離状況
    無菌性髄膜炎からエコー13型、18型ウイルスが分離されています。エコー13型ウイルスは、島根県で過去 に検出されておらず、今後大きな流行になる可能性があります。
  主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
水 痘 Y0 Y0 Y0 D1
手足口病 D1 D1 D1 D1
ヘルパンギーナ Y0 Y0 Y0 Y0
流行性耳下腺炎 U1 D1 U1 Y0
無菌性髄膜炎 Y0 Y0 N0 × N0 ×
マイコプラズマ肺炎 Y0 Y0 Y0 N0 ×
 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし

 過去4週の流行の推移
 U1:急増  U1:増加傾向
 U1:急減  U1:減少傾向
 U1:横這  U1:報告なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。

凡例
 推移グラフ一覧