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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報(週報) 第25週 (6/17〜6/23)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
    3類感染症の腸管出血性大腸菌感染症が4件(雲南3件:O157、 出雲1件:型別不明)
腸管出血性大腸菌感染症 報告状況
 4月5月6月7月8月9月10月11月
平成13年122324656-51
平成14年-94     13
2)定点報告4類感染症
   ○インフルエンザ :浜田圏域では依然と散発的な発生がみられますが、他の圏域は終息しました。
○感染性胃腸炎 :減少してきましたが、大田圏域から東の地区で患者発生の報告があります。
○手足口病 :やや減少してきましたが、東部・中部ではなお患者発生が続いています。
○流行性耳下腺炎 :雲南・松江圏域の多発に加え益田圏域でも増加しています。
○ヘルパンギーナ :夏期に増加する疾患ですが、松江・益田圏域からの報告が多くなっています。
○麻 疹 :引き続いて浜田圏域から報告がみられます。
○マイコプラズマ肺炎 :低年齢を中心に雲南圏域から5件報告されています。
3)主な病原体の分離状況
    手足口病からコクサッキーA16型ウイルスが、また、ヘルパンギーナからコクサッキーA4型ウイルスが分離さ れています。東部の無菌性髄膜炎、夏かぜからエンテロウイルス(型未同定)が分離されています。
  主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
水 痘 D1 D1 Y0 D1
手足口病 D1 D1 D1 D1
伝染性紅斑 Y0 U1 D1 Y0
ヘルパンギーナ Y0 Y0 Y0 U1
流行性耳下腺炎 Y0 Y0 Y0 Y0
マイコプラズマ肺炎 U1 Y0 × U1 N0 ×
 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし

 過去4週の流行の推移
 U1:急増  U1:増加傾向
 U1:急減  U1:減少傾向
 U1:横這  U1:報告なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。

凡例
 推移グラフ一覧