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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報(週報) 第22週 (5/27〜6/2)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
      腸管出血性大腸菌感染症が4件(O157:松江1件,大田1件,益田1件、 O26:松江1件)報告されています。 4類感染症のツツガムシ病が雲南圏域から1件報告されています。
2)定点報告4類感染症
     ○インフルエンザ :雲南と浜田圏域では散発的に発生していますが、他の圏域は終息した模様です。
○感染性胃腸炎 :大田圏域から東の地区で患者発生の報告が多あります。
○水 痘 :1歳から4歳の幼児で多く流行しています。
○手足口病 :全県的に流行していますが、特に中部の患者発生の増加が顕著です。
○流行性耳下腺炎 :5月中旬に多かった雲南圏域の流行は減少してきました。
○ヘルパンギーナ :夏期に増加する疾患ですが、各地区から患者が報告されるようになってきました。
3)主な病原体の分離状況
      手足口病からコクサッキーA16型ウイルスが、感染性胃腸炎からは引き続きロタウイルスが検出されています。 咽頭結膜熱や咽頭炎からアデノウイルス5型、3型、2型が分離されています。
  主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 Y0 Y0 Y0 Y0
水 痘 Y0 D1 U1 Y0
手足口病 U1 Y0 U1 U1
伝染性紅斑 Y0 Y0 Y0 Y0
ヘルパンギーナ Y0 Y0 × Y0 Y0
流行性耳下腺炎 Y0 Y0 Y0 Y0
 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし

 過去4週の流行の推移
 U1:急増  U1:増加傾向
 U1:急減  U1:減少傾向
 U1:横這  U1:報告なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。

凡例
 推移グラフ一覧