トップページカレンダー |2002年第21週(5月第4週) |グラフ一覧


島根県感染症情報(週報) 第21週(5/20〜5/26)

県内情報(概況)定点報告患者数 |全国発生情報 |全数把握疾患(全国)

全国感染症発生情報(概況:第20週のIDWRより).

1)全数報告の感染症
     1類感染症: 報告なし
2類感染症: 細菌性赤痢12例(推定感染地:国内1例、インド4例、タイ、ネパール、中国、カンボジア、ペルー、イン ド・タイ各1例、不明1例)、腸チフス2例(推定感染地:国内1例、インド1例)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症83例(うち有症者45例)
4類感染症: アメーバ赤痢5例(推定感染地:国内4例、不明1例)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例、ジアルジ ア症3例、ツツガムシ病7例、破傷風2例、レジオネラ症1例、
急性ウイルス性肝炎10例{A型4例、B型4例(感染経路:全て不明)、C型1例、サイトメガロウイルス1例}、
クロイツフェルト・ヤコブ病4例(すべて孤発性)、後天性免疫不全症候群6例{無症候性3例、AIDS2例、その他 1例)、感染経路:性的接触4例(異性間2例、同性間2例)、不明2例}、デング熱1例、梅毒8例(早期顕症3例、 無症候5例)、マラリア1例(三日熱マラリア 推定感染地:フィリピン)
2)定点把握の対象となる4類感染症(週報対象のもの)
      インフルエンザは治まってきているが、全国レベルでの定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比べてやや 多くなっており、都道府県別では青森県(5.8)、岩手県(5.6)、宮城県(4.2)、秋田県(4.1)など東北地方からの報告 が多い。他の疾患の全国レベルでの定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比べて特別多くなってはいない が、都道府県別では、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が富山県(3.8)、山形県(2.7)、北海道(2.6)など、感染性胃 腸炎が鳥取県(11.2)、宮崎県(7.3)、宮城県(7.1)など、手足口病が高知県(5.6)、ヘルパンギーナが佐賀県(3.9)、 宮崎県(3.6)など、流行性耳下腺炎が宮崎県(4.8)、山形県(4.4)、富山県(3.8)など、流行性角結膜炎が群馬県 (5.2)、茨城県(3.7)などから報告が多くなっている。

全国情報(2002年 第21週)定点あたり報告数
2002年 第21週全国ブロック中国地区
区分全国北 海 道東 北関 東中 部近 畿中四国九州沖縄鳥取県島根県岡山県広島県山口県



定点数4684230407124175584854266129388411970
インフルエンザ0.51.53.5-0.2-0.20.60.10.60.20.10.6


定点数30361452508175345423454031923547549
咽頭結膜熱0.10.10.20.10.10.20.20.10.2-0.10.30.2
A群溶連菌咽頭炎1.42.61.31.51.51.11.31.41.20.60.60.92.2
感染性胃腸炎4.63.55.64.44.65.24.53.99.52.73.44.75.4
水 痘2.61.92.92.72.82.62.32.34.32.31.91.92.6
手足口病0.60.20.50.60.70.51.40.41.23.70.60.50.1
伝染性紅斑0.70.31.00.71.10.60.70.21.50.70.30.31.1
突発性発疹0.80.60.70.80.80.80.81.01.20.70.40.71.2
百日せき-------------
風しん-------0.2--0.1-0.1
ヘルパンギーナ0.7-0.20.50.60.50.91.90.70.80.41.11.7
麻しん0.20.10.40.20.30.10.10.10.10.30.1--
流行性耳下腺炎1.30.62.60.91.51.01.61.81.61.62.21.31.0

定点数636296116710513864723312209
急性出血性結膜炎-------0.1-----
流行性角結膜炎1.20.90.91.90.80.71.21.1--0.71.30.9

定点数47323638677677285585218
急性脳炎-------------
細菌性髄膜炎-------------
無菌性髄膜炎0.1--0.10.10.20.20.20.6----
マイコプラズマ肺炎0.1-0.1-0.10.20.20.2--0.20.40.1
クラミジア肺炎-------------
成人麻疹---0.2---------