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島根県感染症情報(週報) 第18週(4/29〜5/5)

県内情報(概況)定点報告患者数 |全国発生情報 |全数把握疾患(全国)

全国感染症発生情報(概況:第17週のIDWRダイジェスト).

1)全数報告の感染症
     1類感染症: 報告なし
2類感染症: 細菌性赤痢5例{推定感染地:インド1例(ソンネ)、タイ1例(ソンネ)、ウガンダ1例(ボイディ)、カンボ ジア1例(ソンネ)、不明1例(フレクシネル)}、腸チフス5例(推定感染地:インド1例、インドあるいはネパール1例、 国内2例、不明1例)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症42 例
4類感染症: アメーバ赤痢2例(推定感染地:カンボジア、インド)、急性ウイルス性肝炎8例{A型7例、B型1例(感染 経路:性的接触)、クロイツフェルト・ヤコブ病2例(いずれも孤発性)、
後天性免疫不全症候群6例{無症候性2例、AIDS3例、その他1例、感染経路:性的接触4例(異性間3例、同性 間1例)、不明2例}、ジアルジア症7例(推定感染地:ニジェール2例、バングラデシュ、ニカラグア、シリア、モロッ コ、ホンジュラス各1例)、髄膜炎菌性髄膜炎1例、ツツガムシ病7例、デング熱1例(推定感染地:タイ)、梅毒4例 (早期顕症2例、無症候2例)、破傷風1例(外傷)、マラリア1例(熱帯熱マラリア 推定感染地:ザンビアまたはタイ)
2)定点把握の対象となる4類感染症(週報対象のもの)
      インフルエンザの定点当り報告数は東北と九州を中心に、地域により前週よりも増加しているところがみられた ため、全体として若干の増加がみられる。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、水痘と流行性角結膜炎の定点当たり 報告数は、過去5年間の同時期と比べてやや多くなっている。咽頭結膜熱は第15週より定点当たり報告数の立 ち上がりを見せており、手足口病とともに、地域により警報が散見されるところもある。今後夏に向かって流行する ヘルパンギーナとともに、今後の動向に注意が必要である。

全国情報(2002年 第18週)定点あたり報告数
2002年 第18週全国ブロック中国地区
区分全国北 海 道東 北関 東中 部近 畿中四国九州沖縄鳥取県島根県岡山県広島県山口県



定点数4664230407123773984854266129388411970
インフルエンザ0.92.43.50.10.30.10.62.40.41.30.30.12.2


定点数30161452508075245423454031923547549
咽頭結膜熱-0.10.1---0.1-0.10.30.10.10.2
A群溶連菌咽頭炎0.71.40.80.60.90.50.60.80.70.20.40.50.7
感染性胃腸炎3.31.53.52.53.83.44.24.110.84.02.83.64.2
水 痘1.61.01.41.21.71.51.72.41.81.71.60.92.1
手足口病0.20.10.10.10.20.10.60.2-1.7-0.20.1
伝染性紅斑0.40.20.70.40.60.30.30.20.70.30.20.10.6
突発性発疹0.50.40.50.50.60.50.60.60.50.80.30.50.8
百日せき-------------
風しん-------0.2--0.1--
ヘルパンギーナ0.1--0.10.10.10.20.50.30.10.10.20.8
麻しん0.1-0.30.10.30.10.10.10.4----
流行性耳下腺炎1.00.41.80.61.20.71.11.41.21.31.70.70.7

定点数627296116110213864723312209
急性出血性結膜炎-------0.1-----
流行性角結膜炎0.70.90.51.00.40.50.90.8-0.70.71.21.0

定点数47123638676677284585218
急性脳炎-------------
細菌性髄膜炎-------------
無菌性髄膜炎------0.10.10.8----
マイコプラズマ肺炎0.1-0.1-0.10.20.10.10.2-0.20.1-
クラミジア肺炎----------0.2--
成人麻疹----0.1-----0.2--