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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報(週報) 第18週 (4/29〜5/5)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
      今週は報告がありませんでした。
2)定点報告4類感染症
     ○インフルエンザ :西部の流行はほぼ終息したようですが、雲南圏域を中心に東部・中部で患者が報告さ  れています。
○感染性胃腸炎 :1歳から2歳児を中心に流行しています。病原体としてロタウイルスが検出されています。
○水 痘 :全県的に多発状態ですが、松江圏域で増加し流行しています。
○手足口病 :例年5月頃から流行し始める疾患ですが、今年は早くから患者数が増加しています。
○流行性耳下腺炎 :中部で多発しています。東部では今まで散発傾向でしたが、増加しています。
○ヘルパンギーナ :散発的ですが報告数が増加しています。
3)主な病原体の分離状況
      インフルエンザでは、今シーズン主に流行したAソ連型は4月に入ってからは分離されず、B型と、A香港型が シーズン終りにかけて分離されています。手足口病からは、コクサッキーA16型ウイルスが分離されています。
  主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ Y0 Y0 Y0 Y0
感染性胃腸炎 Y0 Y0 Y0 Y0
水 痘 Y0 U1 D1 Y0
手足口病 Y0 Y0 U1 Y0
流行性耳下腺炎 Y0 U1 Y0 Y0
流行性角結膜炎 Y0 Y0 × Y0 Y0 ×
 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし

 過去4週の流行の推移
 U1:急増  U1:増加傾向
 U1:急減  U1:減少傾向
 U1:横這  U1:報告なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。

凡例
 推移グラフ一覧