島根県感染症発生動向調査

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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報（週報）　第17週（4/22～4/28）

県内感染症情報（概況）.

１）全数報告感染症（１～４類感染症）

　４類感染症のツツガムシ病が２件（松江１件、雲南１件）報告されています。

２）定点報告４類感染症

○インフルエンザ ：松江・雲南・出雲圏域で散発的な発生から増加に転じ、集団発生も報告されています。
○感染性胃腸炎 ：松江・出雲圏域を中心に再び増加しています。原因ウイルスとしてロタウイルスが検出さ　れています。
○手足口病 ：各圏域で患者数が増加しています。
○流行性耳下腺炎 ：特に雲南圏域で多発しています。他の圏域では散発的な発生となっています。
○ヘルパンギーナ ：散発的ですが報告数が増加しています。

３）主な病原体の分離状況

　４月末の出雲圏域で発生したインフルエンザの集団発生は、Ｂ型ウイルスによるものでした。このほか４月後半に抗原性の変化したウイルスによる発生がみられています。

主な感染症の流行状況

疾患名	全県	東部	中部	西部
インフルエンザ	○	○	○	○
感染性胃腸炎	○	○	○	○
Ａ群溶連菌咽頭炎	○	○	◎	×
水痘	○	○	△	○
手足口病	◎	◎	◎	○
流行性耳下腺炎	○	△	○	○