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島根県感染症情報(週報) 第15週(4/8〜4/14)

県内情報(概況)定点報告患者数 |全国発生情報 |全数把握疾患(全国)

全国感染症発生情報(概況:第14週のIDWRダイジェスト).

1)全数報告の感染症
     1類感染症: 報告なし
2類感染症: 細菌性赤痢15例(推定感染地:国内6例、ベトナム、インドネシア、ネパール、タイ各2例、インド1例)、 腸チフス2例(推定感染地:インド1例、その他1例)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症6 例(うち有症者4 例)
4類感染症: アメーバ赤痢8例(推定感染地:国内5例、インドネシア1例、不明2例)、劇症型溶血性レンサ球菌感 染症3例、ジアルジア症1例(推定感染地:ラオス)、ツツガムシ病1例、破傷風2例(70歳女性と80歳男性、ともに 外傷関連)、バンコマイシン耐性腸球菌感染症2例(VanB、VanCともに1例ずつ)、
急性ウイルス性肝炎16例{A型14例、B型2例(感染経路:ともに性的接触)}、
クロイツフェルト・ヤコブ病1例(孤発性)、
後天性免疫不全症候群6例{(すべて無症候性キャリア)感染経路:性的接触5例(異性間1例、同性間4例)}、 不明1例梅毒1例(早期顕症)、マラリア2例(ともに熱帯熱マラリア 推定感染地:ともにインドネシア)
2)定点把握の対象となる4類感染症(週報対象のもの)
      流行性角結膜炎は、過去5年間の同時期と比較して定点当たり報告数がやや多くなっており、都道府県別で は宮崎県(定点当たり報告数4.0)、茨城県(3.8)、愛媛県(3.4)からの報告が多い。他の疾患については、過 去5年間の同時期と比較して定点当たり報告数がとくに多い状況ではない。しかし都道府県別にみると、イン フルエンザでは新潟県(定点当たり報告数6.9)、宮崎県(4.8)、山形県(4.7)など、感染性胃腸炎は鳥取県 (14.9)、宮崎県(14.4)、福井県(10.6)、鹿児島県(10.1)などの報告が多い。流行性耳下腺炎は山形県(定 点当たり報告数5.5)、沖縄県(4.3)、宮崎県(4.2)などの報告が多い。

全国情報(2002年 第15週)定点あたり報告数
2002年 第15週全国ブロック中国地区
区分全国北 海 道東 北関 東中 部近 畿中四国九州沖縄鳥取県島根県岡山県広島県山口県



定点数4685230406125173685954266129388411970
インフルエンザ0.91.81.60.31.10.51.01.41.00.70.80.52.7


定点数30251452498175245423454031923547549
咽頭結膜熱-------0.1-0.2---
A群溶連菌咽頭炎0.91.61.00.71.10.50.71.10.70.50.30.60.9
感染性胃腸炎5.42.65.14.45.05.86.87.319.43.63.46.510.1
水 痘1.91.31.61.71.91.72.03.12.81.61.11.53.1
手足口病0.10.10.10.10.10.10.30.10.11.4-0.20.1
伝染性紅斑0.50.21.00.50.60.50.30.30.30.70.10.20.4
突発性発疹0.80.70.80.80.80.70.81.01.10.80.40.90.8
百日せき-------------
風しん-------0.2-----
ヘルパンギーナ0.1-0.1---0.10.30.10.1--0.5
麻しん0.2-0.40.20.30.10.1-0.4-0.1--
流行性耳下腺炎1.40.52.30.91.71.01.52.01.51.22.41.20.8

定点数633296116710213864723312209
急性出血性結膜炎--0.1----0.1-0.3--0.1
流行性角結膜炎1.20.91.01.50.90.71.71.4--1.01.33.6

定点数47023628676677284585218
急性脳炎-------------
細菌性髄膜炎-------------
無菌性髄膜炎-----0.10.10.11.2----
マイコプラズマ肺炎0.1-0.10.10.10.10.20.10.4-0.60.2-
クラミジア肺炎----0.1--------
成人麻疹----0.1--------