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島根県感染症情報(週報) 第14週(4/1〜4/7)

県内情報(概況)定点報告患者数 |全国発生情報 |全数把握疾患(全国)

全国感染症発生情報(概況:第13週のIDWRダイジェスト).

1)全数報告の感染症
     1類感染症: 報告なし
2類感染症: コレラ1例(推定感染地:タイ)、細菌性赤痢19例(推定感染地:国内6例、インド、ベトナム、カンボジア、 インドネシア、タイ各2例、ミャンマー1例、不明2例。国内感染例のうち3例は山形県からの報告で、10、11、12週 にも報告のあった県内の小学校における集団発生事例に関連。)、パラチフス1例(推定感染地:インドネシア)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症9例(うち有症者4例)
4類感染症: アメーバ赤痢1例、オウム病1例、クリプトスポリジウム症1例、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例、ジア ルジア症3例(推定感染地:イタリア、パラグアイ、不明各1例)、デング熱1例(推定感染地:インドネシア)、破傷風 2例、レジオネラ症1例、
急性ウイルス性肝炎12例{A型9例、B型1例(感染経路:不明)、C型1例(感染経路:不明)、不明1例}、
後天性免疫不全症候群9例{AIDS5例、無症候性キャリア2例、その他2例、感染経路:性的接触8例(異性間6例、 同性間2例)、不明1例}、
梅毒5例(早期顕症2例、無症候3例)、マラリア1例(熱帯熱マラリア1例、推定感染地:ケニア)
2)定点把握の対象となる4類感染症(週報対象のもの)
      インフルエンザは新潟県と宮崎県で定点当たり報告数が10を超えており、東北・北陸地方でやや定点当たり報告 数の多い県がみられるものの、全国的には終息の方向に向かっている。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり 報告数は、過去5年間の同時期と比較してやや多くなっている。感染性胃腸炎は福井県(定点当たり報告数13.9) と宮崎県(16.9)で多く、その他、鳥取県、佐賀県、大分県、鹿児島県で定点当たり報告数が10を超えている。水痘 は沖縄県で定点当たり4.8の報告がある。麻疹は全国的に見ると定点当たり報告数は例年にくらべ低い値となって いるが、愛知県で第13週に90例の報告があった(定点当たり報告数0.5)。急性出血性結膜炎は長崎県で定点当た り1.6の報告があり、全体として過去5年間の同時期と比較して定点当たり報告数がやや多くなっている。流行性角 結膜炎は山口県で定点当たり報告数4.4と多くなっている。
全国情報(2002年 第14週)定点あたり報告数
2002年 第14週全国ブロック中国地区
区分全国北 海 道東 北関 東中 部近 畿中四国九州沖縄鳥取県島根県岡山県広島県山口県



定点数4684230405125173685954266129388411970
インフルエンザ1.73.22.91.02.31.11.52.41.91.41.40.83.1


定点数30271452488205245423454031923547549
咽頭結膜熱------0.1--0.20.1-0.1
A群溶連菌咽頭炎0.81.50.90.80.90.60.71.00.70.40.60.50.9
感染性胃腸炎5.62.45.54.55.06.36.77.714.93.74.07.29.1
水 痘1.91.31.91.61.91.81.93.12.51.61.42.02.6
手足口病0.10.10.10.10.10.10.40.10.21.10.10.10.2
伝染性紅斑0.50.30.90.40.60.40.40.30.50.70.20.10.5
突発性発疹0.70.50.70.70.70.70.71.01.10.80.30.70.8
百日せき-------------
風しん-------0.2-----
ヘルパンギーナ0.1-----0.10.3---0.10.4
麻しん0.2-0.30.20.4---0.2-0.1--
流行性耳下腺炎1.50.62.71.01.81.11.52.10.51.81.61.30.7

定点数632296116610213864723312209
急性出血性結膜炎0.1----0.10.10.1--0.1-0.3
流行性角結膜炎1.20.90.91.61.00.61.51.4--1.31.03.1

定点数47123638676677284585218
急性脳炎-------------
細菌性髄膜炎-------------
無菌性髄膜炎------0.1-0.2----
マイコプラズマ肺炎0.1-0.1-0.20.10.10.10.4---0.2
クラミジア肺炎-------------
成人麻疹----0.1--------