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島根県感染症情報(週報) 第10週(3/4〜3/10)

県内情報(概況)定点報告患者数 |全国発生情報 |全数把握疾患(全国)

全国感染症発生情報(概況:第9週のIDWRダイジェスト).

1)全数報告の感染症
     1類感染症: 報告なし
2類感染症: 細菌性赤痢24例(推定感染地:国内19例、タイ3例、インドネシア1例、不明1例。国内感染例のうち、 18例は熊本県内の小学校における集団発生事例。)腸チフス1例(推定感染地:国内)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症5例(うち有症者1例)
4類感染症: アメーバ赤痢8例、オウム病2例、クロイツフェルト・ヤコブ病1例(ゲルストマン・ストロイスラー・シャイン カー症候群)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例、ジアルジア症1例(推定感染地:タイ)、デング熱1例(推定 感染地:ブラジル)、レジオネラ症1例、
急性ウイルス性肝炎5例{A型4例、B型1例(感染経路:不明)}、
後天性免疫不全症候群9例{AIDS1例、無症候性キャリア8例、感染経路:性的接触9例(異性間1例、同性間8 例)}、梅毒2例(早期顕症1例、無症候1例)、マラリア1例(三日熱マラリア 推定感染地:ナイジェリア)

2)定点把握の対象となる4類感染症(週報対象のもの)
      インフルエンザは東北地方、日本海側の新潟県、石川県から岐阜県、三重県など、中国・四国地方の広島県、 愛媛県などで定点当たり報告数が多くなっている。今シーズンは遅めの流行となっているために、例年のこの時 期と比べると定点当たり報告数がやや多くなっている。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は、過 去5年間の同時期と比較してやや多くなっており、山形県で定点当たり報告数5.5、北海道で3.8と多くなってい る。感染性胃腸炎は福岡県(定点当たり報告数21.6)、大分県(21.1)などで報告が多くなっている。伝染性紅斑 も例年の同時期より定点当たり報告数がやや多くなっている。流行性耳下腺炎は、沖縄県(定点当たり6.1)、山 形県(5.7)などで報告が多くなっている。

全国情報(2002年 第10週)定点あたり報告数
2002年 第10週全国ブロック中国地区
区分全国北 海 道東 北関 東中 部近 畿中四国九州沖縄鳥取県島根県岡山県広島県山口県



定点数4688230405125473685954266229388411970
インフルエンザ13.618.224.911.319.89.212.19.312.85.68.721.57.4


定点数30251452488185245423454031923547549
咽頭結膜熱0.10.1-0.1--0.10.10.10.4-0.10.2
A群溶連菌咽頭炎1.43.81.91.31.50.91.11.51.81.00.50.81.5
感染性胃腸炎9.53.410.18.78.69.610.013.914.15.58.511.414.5
水 痘1.81.61.81.51.61.82.03.01.81.41.31.84.2
手足口病0.10.20.20.10.10.10.30.10.50.80.20.20.1
伝染性紅斑0.40.30.80.30.60.50.30.30.70.30.10.20.3
突発性発疹0.60.50.70.60.60.60.70.80.70.60.40.61.5
百日せき-------------
風しん-------0.10.1-0.1--
ヘルパンギーナ0.1-----0.10.2----0.3
麻しん0.10.10.10.10.2-0.10.10.7--0.1-
流行性耳下腺炎1.40.72.50.91.91.01.22.31.31.02.00.90.9

定点数635296116810213964723312209
急性出血性結膜炎-------0.1-----
流行性角結膜炎0.80.61.00.80.60.61.11.5-0.30.71.11.9

定点数47123638676677284585218
急性脳炎-------------
細菌性髄膜炎-------------
無菌性髄膜炎----0.1----0.1---
マイコプラズマ肺炎0.2-0.3-0.20.10.20.2-0.10.80.30.1
クラミジア肺炎-------------
成人麻疹---0.1---------