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島根県感染症情報(週報) 第9週(2/25〜3/3)

県内情報(概況)定点報告患者数 |全国発生情報 |全数把握疾患(全国)

全国感染症発生情報(概況:第8週のIDWRダイジェスト).

1)全数報告の感染症
     1類感染症: 報告なし
2類感染症: コレラ2例(推定感染地:ともにベトナム)、細菌性赤痢17例(推定感染地:国内13例、エジプト2例、 カンボジア1例、中国1例。国内感染例の内訳は、熊本5例、千葉、静岡各3例、福岡2例。)、腸チフス3例(推 定感染地:マーシャル諸島1例、インド1例、不明1例)、パラチフス1例(推定感染地:インドネシア)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症9 例(うち有症者7 例)
4類感染症: アメーバ赤痢3例、クロイツフェルト・ヤコブ病2例(ともに孤発性)デング熱1例(推定感染地:インドネ シア)、バンコマイシン耐性腸球菌感染症2例(便よりvanB型1例、胆汁よりvanC型1例)、レジオネラ症1例、
急性ウイルス性肝炎8例{A型5例、B型3例(感染経路:性的接触1例、不明2例)}、
後天性免疫不全症候群7例{AIDS1例、無症候性キャリア5例、その他1例、感染経路:性的接触5例(異性間 1例、同性間4例)、不明2例}、梅毒6例(早期顕症1例、無症候5例)

2)定点把握の対象となる4類感染症(週報対象のもの)
      インフルエンザは九州地方など、流行が早期に始まった一部の都道府県で定点当たり報告数が減少傾向に ある一方、東北地方などへ流行が拡大し、結果として全国平均の定点当たり報告数は増加している。 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、過去5年間の同時期と比較してやや多 くなっている。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は富山県で定点当たり報告数4.6、山形県・福井県で4.1と多くなっ ている。感染性胃腸炎は大分県(定点当たり報告数25.8)、福岡県(20.5)などで報告が多くなっている。 伝染性紅斑と流行性耳下腺炎も、例年の同時期より定点当たり報告数がやや多くなっており、流行性耳下腺 炎は、とくに沖縄県(定点当たり7.3)、山形県(5.6)、富山県(4.7)、石川県(4.6)などで報告が多くなっている。

全国情報(2002年 第9週)定点あたり報告数
2002年 第9週全国ブロック中国地区
区分全国北 海 道東 北関 東中 部近 畿中四国九州沖縄鳥取県島根県岡山県広島県山口県



定点数4683230405125073685854266229388411970
インフルエンザ16.516.627.716.422.311.216.310.212.77.310.929.18.6


定点数30271452488215245413454031923547549
咽頭結膜熱---0.1--0.10.1---0.10.2
A群溶連菌咽頭炎1.43.81.91.21.50.81.11.61.60.80.70.71.8
感染性胃腸炎10.23.310.99.69.09.111.115.812.36.09.211.717.4
水 痘1.71.41.61.41.81.61.72.32.21.31.41.43.1
手足口病0.10.20.2-0.20.10.2-0.20.30.20.3-
伝染性紅斑0.40.40.70.30.60.40.30.30.50.30.10.10.4
突発性発疹0.70.50.80.60.70.70.70.81.20.50.30.51.0
百日せき-------------
風しん-------0.1----0.1
ヘルパンギーナ0.1-----0.10.20.1--0.20.3
麻しん0.10.10.10.10.2-0.1-0.60.1---
流行性耳下腺炎1.40.62.31.01.71.11.22.10.80.61.80.70.6

定点数635296116810213964723312209
急性出血性結膜炎-------0.2-----
流行性角結膜炎1.00.81.11.30.50.41.51.3-0.71.21.53.0

定点数47123638676677284585218
急性脳炎-------------
細菌性髄膜炎----------0.2--
無菌性髄膜炎-----0.1-------
マイコプラズマ肺炎0.10.10.4-0.20.10.10.10.60.20.40.1-
クラミジア肺炎-------------
成人麻疹---0.1---------