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島根県感染症情報(週報) 第6週(2/4〜2/10)

県内情報(概況)定点報告患者数 |全国発生情報 |全数把握疾患(全国)

全国感染症発生情報(概況:第5週のIDWRダイジェスト).

1)全数報告の感染症
     1類感染症: 報告なし
2類感染症: 細菌性赤痢25例(推定感染地:国内10例、インドネシア2例、フィリピン、ネパール各1例、国名記載 なし1例、不明10例)、パラチフス2例(推定感染地:パキスタン、ネパール各1例)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症8 例(うち有症者6 例)
4類感染症: アメーバ赤痢5例、オウム病2例(2例とも島根県)、クロイツフェルト・ヤコブ病2例(ともに孤発性)、劇症 型溶血性レンサ球菌感染症2例、ジアルジア症1例、ツツガムシ病2例、バンコマイシン耐性腸球菌感染症1例、
急性ウイルス性肝炎10例{A型8例、B型1例(感染経路:性的接触その他1例)}、
後天性免疫不全症候群5例{AIDS3例、無症候性キャリア1例、その他1例、感染経路:性的接触3例(異性間1例、 同性間2例)、その他1例、不明1例梅毒7例(早期顕症3例、無症候4例)}、

2)定点把握の対象となる4類感染症(週報対象のもの)
      インフルエンザは九州地方、東海地方、関東地方で定点当たり報告数が多くなっている。A群溶血性レンサ球菌 咽頭炎、感染性胃腸炎、伝染性紅斑は、過去5年間の同時期と比較して定点当たり報告数がやや多くなっている。 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は、山形県で5.2、新潟県で3.4、長野県で3.0と多くなっている。 感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、福井県で20.0、山形県で19.1、富山県で17.4と多くなっている。伝染性紅 斑の定点当たり報告数は、秋田県で3.3と多くなっている。流行性耳下腺炎は2001年第19週より、ここ10年間で最 大の定点当たり報告数が持続しており、2002年も年初より報告数が多く、都道府県別の定点当たり報告数では、 沖縄県で6.4、山形県で6.1、長野県で5.7、石川県で5.5と多くなっている。流行性角結膜炎の定点当たり報告数 は、宮崎県で4.3、茨城県で3.7の報告がある。

全国情報(2002年 第6週)定点あたり報告数
2002年 第6週全国ブロック中国地区
区分全国北 海 道東 北関 東中 部近 畿中四国九州沖縄鳥取県島根県岡山県広島県山口県



定点数4700230404124475385954266829388411970
インフルエンザ18.310.512.422.321.112.918.720.932.36.113.219.424.5


定点数30401452488195345423454071923547549
咽頭結膜熱0.1--0.10.1-0.1-0.20.2-0.1-
A群溶連菌咽頭炎1.52.92.01.41.71.01.11.52.51.00.61.01.6
感染性胃腸炎10.43.211.811.110.39.311.211.316.77.69.014.810.0
水 痘2.01.62.21.52.21.82.22.62.61.41.52.33.2
手足口病0.10.10.20.10.20.10.30.10.30.60.40.30.1
伝染性紅斑0.40.41.00.30.50.40.40.30.70.60.20.10.6
突発性発疹0.70.50.80.70.60.70.70.80.70.60.40.81.1
百日せき-------------
風しん-------0.1-----
ヘルパンギーナ--0.1----0.1---0.10.2
麻しん0.10.20.10.10.1-0.1-0.3---0.1
流行性耳下腺炎1.30.51.80.81.91.01.21.80.60.81.61.20.4

定点数636296116510513864743312209
急性出血性結膜炎------0.10.2---0.10.1
流行性角結膜炎0.91.10.80.90.90.61.21.30.30.31.50.82.3

定点数47223638675677286585218
急性脳炎-------------
細菌性髄膜炎-------------
無菌性髄膜炎----0.1--------
マイコプラズマ肺炎0.2-0.20.10.30.10.30.20.20.40.40.2-
クラミジア肺炎----0.1--------
成人麻疹-------------