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島根県感染症情報(週報) 第5週(1/28〜2/3)

県内情報(概況)定点報告患者数 |全国発生情報 |全数把握疾患(全国)

全国感染症発生情報(概況:第4週のIDWRダイジェスト).

1)全数報告の感染症
     1類感染症: 報告なし
2類感染症: 細菌性赤痢43例(推定感染地:国内40例、タイ2例、ネパール1例。国内感染例のうち千葉県より26例、 福井県より13例。千葉県では幼稚園での集団発生、福井県では保育園での集団発生が確認されている。)、 腸チフス1例(推定感染地:インドネシア)パラチフス1例(推定感染地:不明)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症6 例(うち有症者3 例)
4類感染症: アメーバ赤痢2例、オウム病2例(1例は広島県からの報告だが、2例とも島根県内のアウトブレークに関 連)、クロイツフェルト・ヤコブ病2例(ともに孤発性)、ジアルジア症2例デング熱1例(推定感染地:フィリピン)、
急性ウイルス性肝炎12例{A型11例、C型1例}
後天性免疫不全症候群8例{AIDS1例、無症候性キャリア5例、その他2例、感染経路:性的接触8例(異性間4例、 同性間4例)、梅毒7例(先天梅毒1例、無症候6例)、
レジオネラ症3 例(兵庫県、宮崎県からの報告はともに死亡例)

2)定点把握の対象となる4類感染症(週報対象のもの)
      インフルエンザは九州地方、東海地方、関東地方で定点当たり報告数が多くなっている。A群溶血性レンサ球 菌咽頭炎、感染性胃腸炎、水痘は過去5年間の同時期と比較して、定点当たり報告数がやや多くなっている。 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は山形県で定点当たり報告数5.2、富山県で3.3と多くなっている。感染性胃腸炎 は山形県(定点当たり報告数17.9)、福井県(17.6)、宮城県(17.4)などで報告が多くなっている。 水痘は新潟県、福井県で定点当たり報告数4.6、山形県で4.0と多くなっている。伝染性紅斑は例年にくらべ報 告数がかなり多くなっており、秋田県では定点当たり4.3の報告がある。流行性耳下腺炎は2001年第19週よりこ こ10年間で最大の定点当たり報告数が持続しており、2002年も年初より報告数が多く、とくに沖縄県(定点当た り5.7)、石川県(5.0)、富山県(4.0)などで報告が多くなっている。流行性角結膜炎は宮崎県で定点当たり報告 数4.3、茨城県で3.6の報告があり、例年の同時期と比較してやや報告数が多くなっている。

全国情報(2002年 第5週)定点あたり報告数
2002年 第5週全国ブロック中国地区
区分全国北 海 道東 北関 東中 部近 畿中四国九州沖縄鳥取県島根県岡山県広島県山口県



定点数4697230400124675385854266829388411970
インフルエンザ13.04.15.214.613.38.513.722.619.64.28.412.824.4


定点数30431452528195345413454071923547549
咽頭結膜熱-0.1--0.1---0.10.1-0.10.2
A群溶連菌咽頭炎1.52.62.11.51.80.91.01.51.81.30.50.81.4
感染性胃腸炎10.12.711.211.210.39.010.810.216.98.09.214.38.9
水 痘1.81.51.81.51.91.71.92.32.41.51.51.92.3
手足口病0.10.10.20.10.20.10.30.10.30.60.50.3-
伝染性紅斑0.50.51.20.40.60.50.50.30.90.40.20.20.8
突発性発疹0.70.60.70.70.70.70.70.81.20.50.40.50.8
百日せき-------------
風しん-------------
ヘルパンギーナ-------0.1-----
麻しん0.10.2-0.10.1---0.4----
流行性耳下腺炎1.60.72.31.02.41.21.52.10.40.71.91.30.7

定点数638296116710513864743312209
急性出血性結膜炎------0.10.2---0.2-
流行性角結膜炎1.01.31.01.40.60.61.21.2-1.01.41.02.7

定点数47223638576677286585218
急性脳炎-------------
細菌性髄膜炎-------------
無菌性髄膜炎----0.1------0.1-
マイコプラズマ肺炎0.2-0.3-0.20.10.20.10.2--0.20.1
クラミジア肺炎----------0.4--
成人麻疹----------0.2--