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島根県感染症情報(週報) 第4週(1/21〜1/27)

県内情報(概況)定点報告患者数 |全国発生情報 |全数把握疾患(全国)

全国感染症発生情報(概況:第3週のIDWRダイジェスト).

1)全数報告の感染症
     1類感染症: 報告なし
2類感染症: コレラ1例(推定感染地:フィリピン)、細菌性赤痢14例(推定感染地:国内9例、マリ、タイ、その他各 1例、不明2例。国内感染例のうち5例は佐賀県からの報告。)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症6 例(うち有症者3 例)
4類感染症: アメーバ赤痢5例、エキノコックス症1例(北海道)、オウム病1例(島根県)クロイツフェルト・ヤコブ病1 例(孤発性)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症2例コクシジオイデス症1例、ツツガムシ病1例(宮崎県)、
急性ウイルス性肝炎5例{A型2例、B型3例、推定感染経路:性的接触2例、不明1例}、
後天性免疫不全症候群6例{AIDS2例、無症候性キャリア4例、感染経路:性的接触6例(異性間3例、同性間3 例)}、梅毒8例(早期顕症2例、晩期顕症1例、無症候5例)、
マラリア3例熱帯熱2例(推定感染地:マリ1例、モザンビーク1例)、三日熱1例(推定感染地:マリ)、レジオネラ 症3例(埼玉県からの報告1例は死亡例)

2)定点把握の対象となる4類感染症(週報対象のもの)
      インフルエンザは九州地方を中心に流行が広がりつつある。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は過去5年間の同 時期と比較してやや定点当たり報告数が多くなっている。感染性胃腸炎は福井県(定点当たり報告数17.6)、 宮崎県(16.1)、宮城県(15.2)などで報告が多くなっている。伝染性紅斑は例年にくらべ報告数がやや多くなっ ており、秋田県では定点当たり3.4の報告がある。流行性耳下腺炎は2001年第19週より、ここ10年間で最大の 定点当たり報告数が持続しており、2002年も年初より報告数が多く、とくに石川県(定点当たり5.7)、長野県 (4.7)、沖縄県(5.4)などで報告が多くなっている。

全国情報(2002年 第4週)定点あたり報告数
2002年 第4週全国ブロック中国地区
区分全国北 海 道東 北関 東中 部近 畿中四国九州沖縄鳥取県島根県岡山県広島県山口県



定点数4681230391124875385854166029388411870
インフルエンザ7.91.02.17.66.74.58.320.09.12.44.17.119.7


定点数30241452408175345413454021923547549
咽頭結膜熱0.10.1--0.1-0.10.10.10.3--0.1
A群溶連菌咽頭炎1.52.22.01.51.70.91.11.61.51.60.51.11.6
感染性胃腸炎9.82.810.911.410.18.310.89.315.48.78.613.79.1
水 痘2.32.02.61.92.52.12.52.73.52.52.02.23.2
手足口病0.20.10.20.10.20.10.40.10.11.00.50.50.1
伝染性紅斑0.60.61.30.50.60.70.50.40.70.30.10.30.9
突発性発疹0.80.60.80.80.70.70.70.80.80.70.40.71.1
百日せき-------------
風しん-------0.1-0.1---
ヘルパンギーナ------0.10.10.1--0.1-
麻しん0.10.20.10.10.1---0.2----
流行性耳下腺炎1.30.71.90.91.80.91.31.80.90.71.71.30.6

定点数634295916610513864733312209
急性出血性結膜炎------0.10.1--0.1-0.1
流行性角結膜炎1.11.20.91.40.70.61.31.5-1.30.91.22.4

定点数47223628677677285585218
急性脳炎-------------
細菌性髄膜炎-------------
無菌性髄膜炎----0.1-0.1----0.1-
マイコプラズマ肺炎0.2-0.30.10.20.20.40.21.20.20.80.10.1
クラミジア肺炎-------------
成人麻疹-------------