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健康の学校Vol.1

生涯にわたり生き生きと健康で暮らす知恵を学びます。


介護予防

平均寿命が延び、地域の高齢化が進む中で、介護が必要となる人たちも増えています。

生涯健康で暮らせる地域の実現に向けた研究を行う北湯口純さんに介護予防について聞きました。

 

北湯口純さんの写真
 

雲南市健康福祉部身体教育医学研究所うんなん
主査・管理研究員/北湯口純(きたゆぐちじゅん)さん

 

 

Q1.介護予防とは何ですか。
健康な生活を長く続け介護を受ける状態にならないようにすること。また、介護が必要になってもそれ以上悪化しないよう改善していくことです。

 

 

Q2.介護が必要になる要因は何ですか?
認知症、脳血管疾患(脳卒中)、骨折・転倒や関節疾患などが主な原因です。

 

 

Q3.予防にはどうすればいいですか。
最も重要なのが社会参加です。人と会って話すことで頭を使いますし、日々の活力も生まれます。他者との社会的なつながりが豊かであれば心身の健康にもつながります。また、日頃から体を動かすことや、栄養バランスの取れた食事も意識しましょう。

 

 

Q4.どのような社会参加が効果的ですか。
一番は運動です。運動サークルに参加している人が多い地域では転倒の割合も低いとされています。ただ、運動でなくても趣味や町内会など地域と関わる場に行くだけでも効果があります。

 

簡単な運動で気分も明るく

いきいき百歳体操(江津市版)

江津市では手首と足首に重りをつけながら運動し、筋力とバランス能力を高める介護予防体操を行っています。「三丁目100歳体操」をはじめ、市内の運動サークルの参加者からは「膝や腰の痛みが楽になった」「気持ちが明るくなった」といった声が寄せられています。

 

「三丁目100歳体操」の皆さんの写真
 

「三丁目100歳体操」の皆さん

 

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