新型コロナウイルス感染症の対策について
職場や家庭での感染を防ぐため、引き続き、「三つの密」の回避、手洗いなどの手指衛生、換気など、自主的な感染予防行動の徹底をお願いいたします。
(参考資料)
新型コロナウイルス感染症対策啓発資料(R3.9.1作成)(PDF:1851KB)
職場における感染対策
◆職場についたら「まずは手洗い」
他にも、外から帰ってきた時や、食事の前など、こまめな手洗いを心がけましょう。
◆マスク着用
特に会話をするとき、会議の際は必ずマスクをつけましょう。
◆昼食や休憩時間
できるだけ少人数で向かい合わずに食べましょう。
飲食中は会話をせずに、食べ終わってマスクをしてから話しましょう。
◆給湯室、ロッカールーム、喫煙所等での会話を控える
仕事での休憩時間に入った時など、居場所が切り替わると、気の緩みや環境の変化により、感染リスクが高まることがあります。
◆職場内の換気と湿度に注意
離れた2方向の窓を30分に1回以上、数分間開放して換気をしましょう。湿度は40%以上を維持してください。
◆環境消毒
よく人の手が触れるドアノブやスイッチなどの消毒をしましょう。
◆職員、来所者の健康確認の徹底を
毎日の健康観察や非接触の体温計の設置が好ましいです。
◆体調不良の時は休む
体調不良の時は無理せず休んでください。また、職場内では休める環境づくりをお願いします。
事業者の方へ
【社員寮、作業員宿舎の設置者の皆様】
社員寮等における新型コロナウイルス感染症対策についてお知らせします。(令和3年5月12日)
家庭内での感染対策
1.家の中にウイルスを持ち込まない
◆帰宅時
家族全員が家に帰ったら、「まずは手洗い」を習慣化しましょう。
◆外出時の衣類など
外出時に着用するのに、まめに洗濯ができない防寒コートやマフラーなどの衣類は、玄関で脱ぎ、できるだけ家の中で人が触れない場所に置き場を決めてください。
バッグなども同様に置き場所を決めます。
2.家族間で感染しない
◆食事の注意
静かに食事をし、できるだけ小分けに配膳してください。どうしても大皿料理になる場合は、各自の箸で料理に触らないよう小分け用の箸を準備しましょう。
◆タオルを共用しない
顔や体に触れるタオルは個別で使用しましょう。
◆換気をする
24時間換気システムがあれば常時稼働させてください。加えて、離れた2か所の窓を開け家の中で空気の流れを作りましょう。
換気したい部屋の窓を少し開けて、浴室やトイレなどの換気扇を回してもよいです。エアコンでは空気を循環させる換気はできません。
◆掃除、消毒
家の中の整理整頓、掃除は日常の方法で行ってください。
よく手が触れる場所は、界面活性剤を含む家庭用洗剤※で拭き掃除か、アルコール消毒液(できれば70%以上濃度)等で消毒してください。
【よく手が触れる場所】
ドアノブ、てすり、スイッチ、テーブルなど
※新型コロナウイルスに有効な界面活性剤が含まれている製品リスト
ナイト(NITE:独立行政法人製品評価技術基盤機構)(外部サイト)
【家庭で使用する消毒液】
・アルコール消毒
消毒用エタノール:濃度70~80%が最適。
・次亜塩素酸ナトリウム
家庭ではいわゆる塩素系漂白剤。0.05%で拭いた後に水拭き。
最近の研究では、0.05%だと完全ではなく、0.1%以上で10分間または0.15%で1分間という結果も報告されている1)。
1)北里研究所:新型コロナウイルスに対する消毒薬の効果を検証日常生活におけるSARS-CoV-2感染予防に有用な製品を評価
◆歯磨き
歯磨きは『口を開けて歯をブラシでこする動き』によって、周囲に飛沫が飛び散っています。
・換気の良い場所で行う
・歯磨きをしている人と距離をとる
・距離が取れない場合は、フェイスシールド等で飛沫の飛び散りを防ぐ
3.家族に体調不良者、濃厚接触者がいる場合
◆部屋を分ける
体調不良者は窓のある換気しやすい部屋として、他の家族と部屋を分けてください。
部屋が分けられないときは、体調不良者との距離を2m以上保ち、カーテン等の間仕切りで飛沫感染を予防する工夫をしましょう。
体調不良者本人は常時マスクを着用してください。家族も可能な限りマスク装着が望ましいですが、難しいときは体調不良者、濃厚接触者に近づくときだけでもマスクをしてください。
部屋への出入りのたびに、こまめに手洗いや消毒などの手指衛生を実施しましょう。
◆食事
食事の部屋を分けるか、時間をずらしましょう。
食後の食器は食器洗浄機を使用、あるいは食器用洗剤で洗い、乾燥させてください。
◆換気
体調不良者の部屋だけでなく、生活する家全体を換気してください。
◆洗濯
洗濯前の衣類を振らないように注意します。洗濯用洗剤で通常の洗濯方法で行いますが、早めに洗濯してください。
◆環境の消毒
アルコール消毒液か次亜塩素酸ナトリウム水溶液で、1日1~2回手がよく触れる箇所を拭いて消毒しましょう。
◆ゴミに触れない
鼻をかんだティッシュなどに触れないよう、ビニールに入れて密閉して燃えるゴミに捨てましょう。
買い物における感染対策
◆混雑する時間や場所を避ける
できるだけ店がすいている時間に利用し、混雑する売り場やレジを避け、ほかの人との距離が保てる環境を意識してください。
◆マスクをつける
一般的なマスクの中では、不織布マスクが最も効果的と言われています。
◆手指衛生していない手で顔(目・鼻・口)を触らない
手から目・鼻・口等の粘膜面へウイルスや細菌がついてしまうことを避けるため、手指衛生する前の手で顔を触らないようにしましょう。
◆買い物袋、エコバッグ
商品を入れた買い物袋は捨てるか、しばらくの期間放置しましょう。洗濯可能なエコバッグは定期的に洗濯してください。
外食等における感染対策
◆体調不良時に外食をしない
別のテーブルの客からの感染より、テーブルを一緒にする客同士による感染が多く見られます。
◆飲食前の手指衛生
入店時だけでなく、食事の直前にも手洗いや消毒などの手指衛生を心がけてください。
◆食事中は静かに
食べるときは静かに、話すときはマスクをつけましょう。
◆大皿は清潔な箸で取り分ける
感染者がいた場合、箸に付着する唾液で感染の危険があります。コップの回し飲みなども危険です。
◆席移動をしない
感染者がいた場合、感染を広げる可能性があります。
余暇活動における感染対策
◆体調不良時は外出しない
◆密になる場所でのマスク着用
更衣室や店内などで、換気が悪く密になる場所に注意しましょう。
◆マスクを外した運動時や歌うときは換気、人との距離をとる
軽い運動や歌うときはマスクを着用してください。着用できない場合は、他の人と十分な距離をとりましょう。
合唱では、舞台から観客の距離を2m以上確保してください。発声する前方向の人と1.5mの間隔をとり、左右もできれば1m以上で密にならない程度にしましょう。
◆休憩中や食事中は静かに
飲食時は静かに、話すときはマスクをつけましょう。
◆屋外でも気を緩めない
人との距離を保ち、人との距離が保てないときにはマスクをしましょう。
【余暇活動における感染例】
基本的な感染対策
◆まずは自分の健康管理を
毎日検温するなど、日頃から自分の健康管理を行い、体調不良時には外出を控えましょう。
◆手洗い(手指消毒)→接触感染対策
共用物に触った後、食事の前後、公共交通機関の利用後などは、物の表面→手→目・鼻・口など粘膜面への伝搬をさけるため、手を洗う必ず手洗い・手指消毒をお願いします。
◆マスクの着用→飛沫感染対策
マスクを鼻にすき間なくフィットさせ、しっかりと着用してください。(鼻出しマスクやあごマスクはNG)
使用中はマスクに触らないようにしてください。(ずれないマスクを選びましょう)
一般的なマスクの中では、不織布マスクが最も効果的と言われています。
※参考:マスクやフェイスシールドの効果(豊橋技術課大学プレスリリースより抜粋)
「着用の必要はない」場面ではマスクを外すなど、状況に応じて対応しましょう。
マスクの着脱は、本人の意に反して無理強いすることのないよう、ご配慮をお願いします。
マスク着用に関するリーフレット(R4.5.25厚生労働省作成)(PDF:504KB)
マスク着用に関するリーフレット(R4.10.14厚生労働省作成)(PDF:217KB)
マスク着用に関するリーフレット(英語版)(R4.10.14厚生労働省作成)(PDF:1088KB)
◆3密(密接・密集・密閉)の回避→飛沫感染対策
一つの密でも避けて、「ゼロ密」を目指しましょう。
特に人と人との距離は十分に保ってください。飛沫の飛距離を考慮して理想的には2m、難しい場合は1mは確保しましょう。
話をする時間は出来る限り短くし、大声は避け、会話をする際には真正面を避けるようお願いします。
持病がある方、ご高齢の方は、できるだけ人混みの多い場所を避けるなど、より一層注意して下さい。
今まで以上に換気を行ってください。
接触確認アプリを活用してください。(厚生労働省新型コロナウイルス接触確認アプリの概要等)(外部サイト)
マスクを着けることができない方へのご理解をお願いします
島根県では、新型コロナウイルス感染症の基本的な感染防止対策として、県民の皆様にマスクの着用をお願いしています。
一方で、マスクについては、例えば、発達上の障がい、皮膚や神経に関する病気、マスクを着用することで呼吸が苦しくなるなど、様々な理由により、マスクを着用したくても着用することができない方もいます。
このような事情は、見た目では分からない場合も多く、誤解されたり、批判を受けたりすることも考えられます。
マスクを着けていない方を見かけた時は、「何か事情があるのかもしれない」と想像してみてください。マスクの着用が困難な方がいることを知り、思いやりのある行動をお願いします。
ワクチンを接種した後も感染予防は引き続きお願いします
ワクチンを受けた方の発症を予防できると期待されていますが、ワクチンを受けた方から他人への感染をどの程度予防できるかはまだわかっていません。
また、すべての方がワクチン接種を受けられるわけではないため、ワクチンを受けている方と受けていない方が一緒に生活していくことになります。
効果の持続期間も明らかになっていないこともあり、しばらくは感染防止対策を今までどおり続けていただく必要があります。
発熱など感染症を疑う症状が出たときは
★仕事や学校は休んで人に会わないようにしましょう。
そして、かかりつけ医などの身近な医療機関へ、まずは電話で相談し、早期の受診を検討してください。
かかりつけ医がない場合や、受診すべきか迷う場合は、「健康相談コールセンター」へご相談ください。
新型コロナウイルスに感染された方で、退院後等の体調に不安がある方もご相談いただけます。
松江保健所 |
松江市、安来市 |
0852-33-7638 |
---|---|---|
雲南保健所 |
雲南市、奥出雲町、飯南町 |
0854-47-7777 |
出雲保健所 |
出雲市 |
0853-24-7017 |
県央保健所 |
大田市、川本町、美郷町、邑南町 |
0854-84-9810 |
浜田保健所 |
浜田市、江津市 |
0855-29-5967 |
益田保健所 |
益田市、津和野町、吉賀町 |
0856-25-7011 |
隠岐保健所 |
海士町、西ノ島町、知夫村、隠岐の島町 |
08512-2-9900 |
→詳しくはこちらをご覧ください。
★医療機関にかかるときは、事前に必ず電話をしてください。
時間、場所、受診方法など、医療機関の指示に従ってください。
※万が一発症している場合は、陽性判明までの期間が長いほど、人との接触が多くなり、感染を拡大させることにつながります。
お問い合わせ先
感染症対策室
TEL:0852-22-6896・6902
MAIL:kansen2@pref.shimane.lg.jp
▼新型コロナワクチンに関する相談
TEL:0852-22-6175・6176
▼新型コロナウイルス感染症に関する相談
【フォローアップセンター】(自宅療養中・療養後の体調・療養生活に関すること、待機期間・濃厚接触者に関すること)
自宅療養者へお知らせされている、フォローアップセンターの番号へおかけ下さい。
【健康相談コールセンター】(症状のある方へ医療機関のご案内、無料検査の検査場所・検査の種類等のお問合せ、後遺症に関すること、予防や消毒などの一般的なご質問など)
お住まいの市町村の管轄保健所の番号へおかけください。 (受付時間 8:30~21:00)
・松江保健所(松江市、安来市) TEL:0852-33-7638
・雲南保健所(雲南市、奥出雲町、飯南町) TEL:0854-47-7777
・出雲保健所(出雲市) TEL:0853-24-7017
・県央保健所(大田市、川本町、美郷町、邑南町) TEL:0854-84-9810
・浜田保健所(浜田市、江津市) TEL:0855-29-5967
・益田保健所(益田市、津和野町、吉賀町) TEL:0856-25-7011
・隠岐保健所(海士町、西ノ島町、知夫村、隠岐の島町) TEL:08512-2-9900