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令和元年度「しまね働く女性きらめき応援会議」開催報告

1.開催概要

 

令和2年2月19日(火)14:00~16:00

サンラポーむらくも「瑞雲の間」(松江市殿町369)

●構成構成員一覧

 

内容

 

1.議事

(1)女性活躍の推進にかかる取組状況

(2)働く女性きらめき指数の状況

(3)今後の取組の方向性について

 ア.島根創生計画(案)について

 イ.「イクボスの推進」について

 ウ.「イクボスの推進」の取組事株式会社長岡塗装古志野純子常務取締役

2.意見交換

 

<出席者からの主な意見>

○社員の高齢化や働き手不足など色々あるが、今後、新しい方、若い方に喜んで働いてもらう、各企業が後継者を育てていくということが必要だと思う。

○自分の組織の女性部も資質向上、勉強しようということで、各県の女性部を訪問して、そこでどういう事業をしているか、どういうやり方でやっているかという意見交換を行っている。

○女性が働く場所をつくらないと、企業の存続は難しいと感じている。イクボスの取組を通して、女性がどんどん成長する職場になってほしいと思っている。

○普段、女性のイクボスに囲まれて勉強会等をしてるが、そういう方の声を聞くと、女性もいろんなところで声を上げなくてはいけないと感じている。

○色々な働き方があって、そういう人たちの現状を知って、PDCAサイクルで確認しながら、制度とか、自社でもいろんな取り組みをしないといけないと思っているので、行政も含めイクボスをつくっていく方向にできたらいいと思う。

○女性活躍推進法が改正され、2020年4月から一般事業主行動計画の策定義務が101人以上に拡大されると、島根県の企業も対象先が増えるので、指導や支援をしていきたいと考えている。

○女性活躍に関する企業の取組事例を収集して、事例集であったりセミナーでなくてもホームページ上に各企業の取組事例というふうに出せば、色々な企業の観点も変わるのではないかと思う。

○経営者の意識改革と覚悟が社風をつくり、制度を活かせるようになるのではないかと思っている。また、人件費をどうしても経費と考えてしまうが、経費ではなく、労働力は資産なんだと思い、これを膨らます、有効利用するという意識改革が大切ではないかと思って、みんなで運動している。

○島根県は女性が子育ても仕事も頑張っている県だと感じている。話し合いの場に、子どもが参加でき、お父さん、お母さんがどういう思いで経営していますよとか、そういうことを見る機会をつくってはどうかと考えている。会社で取り組んでいるものも女性の視点に立って、どういうふうに女性が輝いていけるのか、全国のほかの県の方々に島根を代表してどういうふうに伝えていけるか、発信していけるかというのを考えさせてもらった。

○女性の管理職比率を上げていくために、管理者に対してのモチベーション、動機づけ、キャリアパスとか、そういったことをイメージできるようにしていく。育児休業をとって復帰する際に、今まで持っていたパフォーマンスであるとか、スキルを落とさずに、休職前と同じような能力開発ができる取組ができないかと考えている。安心して復帰してもらうのはもちろんだが、パフォーマンスを上げてもらうような、復帰の施策はないかという風に考えている。

○育児手帳について、自分のところも男性職員にこういうものを見せて、意識を高めていきたい。

○男性の料理教室もしてるので、要望があれば企業に向けても実施できる。

○団体で、イクボスの研修会をしたいと思った。

○きらめき指数について、「男性の労働時間」「女性の労働時間」「有給休暇の取得」の順位が悪いということで、PRをすべきだろうと感じた。また、育休等の取得に関して、復帰した時の処遇、休業中の代替の職員、育児休業給付金の額が問題だと思っている。制度があっても、使いやすい環境がないと、これは無意味だろうというふうに思うので、制度を使いやすい職場環境をいかにつくるのかというのが重要だと思う。これは、上司や先輩のお手本があって、アドバイスしてもらうことが非常に重要だと思っている。また、公務職場も塊より始めよでお願いしたい。

○仕事が楽しいと思えるように仕事の見える化をして、共有をしていく、そして、長くやっていないような仕事はやめていくという話を聞き、職場に戻って早速ミーティングをしたいと思った。

○家庭や子どものことを考えた施策にしてほしいと思う。

○女性管理職はぜひ、増やしたいと思うが、難しい部分もある。大きな組織になると企画力があって、資質が育っていくかということになるとキャリアパス、などいろんなものがあるので、男性にしっかり説明をしていきたい。女性が輝く島根、頑張りたい。

○誰もが働きやすい職場というのが一番究極なところかと思う。多様性を受け入れながらやっていくということ、管理者の影響というのは非常に大きなところだと、今まで自分たちがやってきた中で思うし、これには終わりがないと考えているので、この会がずっといい形で継続しながら前に進めるといいと思っている。

○働く人への取組だけでなく、子ども目線で考えてもいいのではないかと思う。

○自分の団体では、やはり1時間単位の休みを一番多く取っている。誰かが休んだときに、どうやって埋めるかの工夫を職員同士ですることで、自分が困った時もみんながこうやって助けてくれるんだなということが分かり、すごくお互いに協力的になる。協力的になると、自分たちで業務を改善して、自分たちの過ごしやすい職場にしようといろいろ協力してやっている。休暇等についても上の人がいいよ、とりなさいと言わないととれないのが実情なので、イクボスってすごく大事だと思った。やはりボスがしっかりしていると、ボスがいったことを支えようとして職員が頑張ってくれるので、イクボスはぜひ進めてほしい。

○女性の研究環境の改善、研究者増、管理職の登用等も含めて、改善を進めていきたい。

○職場で何を目指すのかということを、改めて考えて、一つ一つの課題をみなさんの声を聞きながら解決していくという姿勢をもう一度持ちたいと思った。学生が県内に魅力ある職場がたくさんあるということが体験できると、そこが本当に就職につながると思うので、ぜひこういう学生が参加して企業の取組を取材するという企画は続けてほしいと思う。

○みんなが働きやすい職場をつくっていかなければならない、意識改革しなきゃならないというのは皆さん共通した思いだったと思うし、そいういうのをつくっていく上で、やっぱり企業のリーダーがしっかりそれをやるということも必要だということも、皆さん共通していたと思う。イクボスの宣言もなるべく多くの企業、団体に参加していただき、官民力を合わせて、一斉にそういう取り組みができたらと思っている。

 

会場の写真

 

会場写真

 

知事の挨拶

 

知事挨拶

 

会長挨拶

 

 議しまね働く女性きらめき応援会議会古瀬誠氏

 

 

イクボスの推進取組事例紹介

 

「イクボスの推進」の取組事例

学生が取材・作成した動画の視聴

 

 

株式会社長岡塗装店

 

「イクボスの推進」の取組事例

株式会社長岡塗装古志野純子常務取締役

 

 

 


お問い合わせ先

女性活躍推進課