「女性活躍１００人会議」は、幅広い地域、分野の女性の意見を知事が直接聴く機会を設定し、地域の女性の実情を把握することを目的として、令和元年度より開催しています。

今年度第３回目の会議を、令和４年１０月２０日に島根県芸術文化センターグラントワを会場に開催し、子育て中の方や地域で活動している方など様々な方と意見交換を行いました。

参加された方からは、

「家庭や学校の中でできない経験を地域でさせることができる、島根で子育てする良さを改めて実感している。」

「不妊治療について、休暇制度だけではなく、受け入れてくれる周囲の体制を整えないといけない。」

「仕事帰りに子どもの面倒をみてくれるなど、中山間地域の中で、みんなで子育てをするということを実感できている。」

「子育てについて、出産前に夫婦で参加できる、女性だけでなく男性も同じように知ることができる機会が増えたら良いと思っている。」

など、様々なお話をしていただきました。

知事は、

「ＰＴＡ活動や親学講座などを通じて、地域が子どもを育てる環境にあるという島根の子育て環境のアドバンテージや、次の世代のために自らも担い手として参画していく必要性も含めて、認識してもらえるようにしていきたい。」

「都市部に在住の方全員とならなくとも、ターゲットとする層に対して効果的に訴求できるよう、島根県での暮らしを考えてみませんかという発信に取り組む。」

「男性も、育児は家庭内の負担の分担ではなく、子どもと一緒にいるという限られた時間を確保できる、貴重な権利を行使するというように捉え直してもらい、育児により参加してもらうというように取り組んでいきたい。」

「若い方々、そして、女性の皆さん方のより一層の活躍を図っていくための様々な取組を進めていきたい。」

と話しました。

＜参加していただいた皆様と＞

（上段）女性活躍推進統括監、石田さん、岸田さん、茅原さん、樋口さん

（下段）椋さん、小野さん、丸山知事、佐々木さん、山本さん