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出羽川総合流域防災事業

  • 出羽橋付近総合流域防災事業とは?
  • 出羽川総合流域防災事業
  • 「川づくりを語る会」
  • さようなら出羽橋72年間ありがとう
  • 祝!出羽橋開通!!

総合流域防災事業とは?

 水害対策と土砂災害対策、ハード対策とソフト対策を一体的に実施し、地方の自主性・裁量性をより高めつつ、流域一体となった総合的な防災対策を推進することを目的とする事業です。

 島根県の河川の概況と整備方針はこちら

出羽川総合流域防災事業

58災江の川水系出羽川は、県境の寒曳山に源を発し、高水川・雪田川などの支川を合わせ邑南町下口羽で江の川に流入する流域面積約162.1平方キロメートルの一級河川です。

 出羽川は沿川の田畑を潤す一方、過去に幾度も氾濫を繰りかえしており、沿川に生活する人々は甚大な被害を被ってきました。

 その中でも「昭和58年豪雨(写真:右)」は、出羽川流域に大災害をもたらし、家屋の全壊・流出を始めとする建物の被害や田畑の流失、埋没、冠水とそれに伴う農作物の被害、山腹崩壊、道路や河川の決壊等、被害総額が57億円を超え全域に被害を受けました。

 このため、島根県にでは、昭和61年度から出羽川河川改修事業に着手しました。平成17年度からは総合流域防災事業として事業を継続し、平成19年度末までに事業区間1,850メートルのうち瑞穂大橋から出羽橋の660メートル区間が完了しました。

<事業概要>

事業名:総合流域防災事業(平成16年度までは広域一般河川改修事業)

 出羽川流域河川整備計画(平成15年8月)PDF約1.0kb

施工延長:1,850m改修区間

総事業費:約24億円

事業期間:昭和61年度〜平成30年度(予定)

事業内容:川幅拡幅出羽橋付近で約17mを40.5m以上に拡幅

 計画高水流量525〜560トン/秒(現況の約2.5倍)

 築堤・護岸1,850m

 橋梁改修4橋

 樋函(山田川)1基

 頭首工(堰)1基

「川づくりを語る会」

 1997年(平成9年)の河川法の改正により、今後の河川整備にあたっては、潤いのある水辺空間や多様な生物の生息・生育環境の整備・保全に努めることとされました。
島根県では、今後一層地域住民の方々の意見を取り入れ、人々が川に親しめる空間づくりや水質の浄化、更には動植物の良好な生息・生育環境の保全などに配慮しながら安全な暮らしを守るための河川改修に努めています。

 出羽川の河川改修においても、平成16年度に「出羽川の川づくりを語る会」を開催し(写真:左下・中下)、川づくりについて貴重なご意見をいただき、自然環境の保全及び周辺環境に配慮した計画を策定しました。

 現在施工中の工事も巨石積護岸(写真:右下)など、この計画に沿って行われています。

かたる会討議かたる会発表巨石積

さようなら出羽橋72年間ありがとう

72年間ありがとう記念撮影出羽川に架かる出羽橋は、旧瑞穂地域内で現役最古の橋です。詳しいことは不明ですが、宝暦年間(1751年〜1763年)に描かれた「出羽二ツ山図」には、現在の場所に立派な橋が描かれています。周辺の町屋の成立は中世にまで遡ると考えられ、出羽橋の歴史も四百年以上前から延々と続いていると思われます。

 今回河川改修により架け替えとなった橋は、橋長約29m、幅員5mのコンクリート橋で昭和10年に架けられています。当時、橋の親柱にはそれぞれ電灯がつき、欄干の窓には鉄棒がはめ込まれていましたが、第二次世界大戦のおり金属供出のため取り外され痕跡だけが残されていましたが、昭和58年の災害後に地域の活性化のため行われた「出羽川水中カッパ駅伝」を記念して男女の河童の像が新たなシンボルとして親柱のうえに鎮座するようになりました。

 72年の歴史を有し、さまざまな出来事を見守り続けた出羽橋とのお別れを惜しむべく、取り壊しに先立ちたくさんの地域の方々が集まり記念撮影が行われました。

祝!出羽橋開通!!

 平成20年9月23日出羽橋が開通しました。

 地元の方々の完全主導による「出羽大橋完成祝賀会」が盛大に開催されました。(地元では出羽橋のことを親しんで出羽大橋と呼ばれる方も多いです。)

 

開通式開始前待ちに待った出羽橋の開通式です!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時計台写真

10時の時報にあわせ時計台に電源が入りました。

同時に出羽橋の開通記念式典の始まりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桜の記念植樹

邑南町の町木でもある桜の記念植樹が行われました。

かつて出羽川の両岸には桜の木が並び出羽の四季に彩りをあたえていました。

 

 

 

 

 

 

 

テープカットの様子

 

 

 

 

テープカットの様子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  鼓笛パレード

保育園児による鼓笛パレードです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牛舞と宝船

 

ひと昔まえまでここ出羽は中国三大牛市のひとつとして賑わいをみせていました。

それを記念して牛(張り子)の渡初めです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渡初めの様子

 

出羽・岩屋・久喜

それぞれの小唄が流れるなか

全員による渡初めです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

眩しい秋の好天に恵まれ橋を渡る人々

沢山の方に集まっていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

記念撮影

子ども神楽による橋上での

恵比寿舞です。

出羽は橋をはさみ

ひとつの商店街が形成されています。

橋のたもとには以前から

恵比寿社祠があり

訪れる人が参拝していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恵比寿舞

 

全員での記念撮影です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先代の出羽橋から親柱と夫婦カッパも無事に引っ越しました。

カッパ(青)カッパ(白)


お問い合わせ先

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島根県県央県土整備事務所
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島根県県央県土整備事務所 大田事業所
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