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平成24年度「中海の海藻刈りによる栄養塩循環システムモデル構築事業
平成24年度「中海の海藻刈りによる栄養塩循環システムモデル構築事業」(両県連携事業)の概要
プロポーザルを実施し、審査の結果、平成23年度と同じ2事業を継続して採択した。
|
NPO法人自然再生センター |
海藻農法普及協議会 |
---|---|---|
システム概要 (海藻の肥料化) |
漁師⇔センター→肥料メーカー→ →→→→→→→→→ → →農家 |
協議会(漁師含む)→肥料メーカー
→販売代理店→農家 |
特徴 |
センターの依頼によって、漁師が漁船を使い手作業で回収を行う。 海藻の乾燥に費用がかかるので、乾燥させない生海藻の肥料使用を増やしていく。 |
ダイバーとポンプを使用し大規模に海藻の回収を行う。 乾燥技術開発により、ロスの少ない製造システムをつくり、海藻肥料を量産していく。 |
H23回収実績 |
168t |
175t |
H24回収計画 |
120t |
175t以上 |
|
課題 |
自然再生センター |
海藻農法普及協議会 |
---|---|---|---|
海藻の回収 |
回収コストの引き下げ |
傭船料を引き下げ、海藻買取単価を引き上げる。 |
作業の効率化を進めることによって回収コストを下げる。このため、小型台船及び小型運搬船を導入。 |
海藻の製品化 |
製造工程の効率化(乾燥等) |
乾燥肥料だけでなく、生の海藻も肥料として製品化する。 |
乾燥時間を短縮する装置の開発、および乾燥率の低い肥料の開発。 |
海藻の利活用 |
利活用の拡大 |
生海藻の引き受け先の確保 →農家に生海藻使用法を指導し普及啓発する |
地域ブランド化が必要 →海藻肥料を利用した特産品栽培の推奨 |
3県の今後の取り組み
- (1)平成24年度の取り組み
各事業者の課題解決への取り組みから、課題解決の手法を検討していくとともに、システムモデルの実現可能性を検証する。
- (2)平成25年度以降の取り組み
○提案のシステムモデルの実現に向けた具体的支援施策の展開を検討。
○海藻回収システムを構築し、取り組みを拡大していく。
お問い合わせ先
環境政策課宍道湖・中海対策推進室
〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 TEL:0852-22-6445