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島根県立松江農林高等学校

松江農林高等学校の生徒が、しまね環境アドバイザー多久和厚先生の授業、松江バイオマス発電株式会社の見学を行いました。

6月18日(木)しまね環境アドバイザーの授業

里山暮らし研究所

【生徒の感想】

  • まず初めに「経済を回しながら環境をきれいに保つ方法」についてグループで話し合いをしましたが、とても難しいと思いました。しかし、この課題についても、私たちが「先入観」を持っているからではないかと考えを改めるきっかけとなりました。人は思い込みをするせいで考え方や視野が狭くなり、思い込みをやめると考え方や視野が広がり、沢山の工夫ができるとお聞きし、これからの自分にとって大切なことだと感じました。
  • 田舎ではスーパーやコンビニなどが全く無いから暮らしていくことはできないと決めつけていました。しかし、周りをよく見れば沢山の資源が広がっていて、それらを活用していけば何でもできるし、使えるということを学ぶことができました。自分が今まで持っていた固定観念に縛られすぎず自由に考えることは、環境問題や地域振興だけでなく様々な場面で活用できる思考だと思いました。
  • 里山ハウスは、電気を風力や太陽光にし、バイオトイレや薪ストーブを使うなど、環境的に負荷を減らす取り組みをされており、ここまで出来るということに驚きました。私も将来、多久和さんのように地域貢献をする大人になりたいです。
  • まこもの葉は、出雲大社のしめ縄にも使われていることを初めて知ってびっくりしました。
  • まこもの根を使って健康によいものが作れるか挑戦中であるとお聞きし、すごいなと思いました。また、環境をきれいな状態に保つために様々な工夫をされており、私も今の生活を見直して少しでも有害な物質を出さないようにしようという気持ちになりました。
  • 初めて飲んだ「まこも茶」は緑茶みたいで美味しかったです。
10月30日(金)松江バイオマス発電株式会社の見学

松江バイオマス発電株式会社は、平成25年5月17日に建設されました。

年間発電量は、4,950キロワット。一般家庭約14,000世帯分の発電を行っています。

使用燃料は、県産材を主とする国産未利用材、製材残材系木質チップなど、年間、約8万8,000トン。そのうち、約9割(8万トン)は、県内の未利用材を使用しています。

トラックが傾く様子パームヤシ

 

【生徒の感想】

  • 松江にバイオマス発電所があるということを知らなかったので、意外と身近なものだと感じました。
  • 変電所の周辺にこのような施設があるということを初めて知りました。山の中なので木々に囲まれており、騒音対策もしっかり意識されているということが分かりました。再生可能エネルギーと原子力、電気がたくさん使われている今、どちらがいいのかなと思いました。
  • 木質バイオマス発電は木を燃やすので二酸化炭素が発生すると思っていました、「カーボンニュートラル」という考え方で、逆に二酸化炭素を削減し、地球温暖化防止に貢献する発電方法であると知り驚きました。
  • 私は「バイオマス発電」と聞いて、微生物を使って発電するのかと想像していましたが、実際は木を燃やした際の水蒸気で発電するということだったので驚きました。
  • 1日250トンの木を燃やして発電していて、その使用されている木の大部分が島根県の木で、しかも、建築資材にも紙にも使えない部分を使っていることを知り、島根県の木を余すことなく活用されているのがとても良いなと思いました。しかし、竹は使用することができないそうです。里山にはびこる大量の竹をどうにかして活用できるクリーンな方法はないか、ぜひ考えてみたいと思いました。
  • バイオマス発電は木を有効活用でき、地球温暖化防止にも役立つ画期的な発電方法であることが分かりました。また、発電する中で有害な煙がほとんど出ていない点でも環境に優しい仕組みであると思いました。
  • 島根から変えていくことに目を向ける人はどのくらいいるのだろうか。地球環境に興味がある人ならまだしも、一般の消費者はどうなんだろう。私はおもしろいと思ったけど、みんなはどう思っていたのだろう。

 

 


お問い合わせ先

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