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大田市立久手小学校

 

久手小学校の5年生の児童が、しまね環境アドバイザーの田中先生を招き、授業を受けました。

 

◇6月11日(火)しまね環境アドバイザーの授業の様子

 久手小学校の校区を流れる”大原川”。当日はあいにくの雨で、現地へ行くことができませんでしたが、大原川の水を使った水質調査の方法や、どんな水生生物が生息しているのかなどを学びました。


川の水質調査は3つのことを調べます。

 

川の透明、水の汚れの素の量、水生生物から水のきれいさ

 

〇川の透明度を調べる

透視度計 透視度計を上からのぞく児童

赤い点線で囲んだ『透視度計』(写真左)に、川の水をいっぱいになるまで入れます。上からのぞきながら(写真右)少しずつ水を抜き、透視度計の底にある十字線がはっきりと見えた時の水の高さが何cm(センチメートル)か記録します。

水が濁っているほど、水の高さは低くなります。

 

〇水の汚れの素の量を調べる

パックテスト 写真手前にある透明なポリチューブに川の水を入れ、変色した水の色とシートの色を比べます

 

パックテストを行う児童

ポリチューブに川の水を入れる児童 変色した川の水の色と、シートの色を見比べる児童

大原川のパックテストの結果は、緑色になりました(写真右)

 

田中先生:「雨でいろんなものが流れてきているから汚れていると思います。晴れた日に行うと、違う結果になるかもしれません。」

 

〇水生生物から水のきれいさを調べる

水生生物シートを見る児童 水生生物の大半は同じ場所に生息している。一時的な生息環境ではないため、水質調査を行う地点にどんな水生生物が生息しているかによって、川の水質が分かる

川に生息する水生生物を調べることで、その地点の水が『きれいな水』『ややきれいな水』『汚い水』『とても汚い水』と大まかな、4つの水質に判定できます。

児童は、それぞれの水質に生息する水生生物をシートで確認しました。

 

最後は、グループワーク!

グループごとにまとめる 模造紙の真ん中に川を書く。川の中に水生生物を書く。川の周りに工場や学校などを書き、街を作る

担任の先生「余白がないくらい、たくさん書いてください」

児童「線路、遊園地、橋、公衆トイレ、電車も通ってるよ!」

想像を膨らませて、グループごとに様々な絵を描いていく児童。

 

書いてくれた施設の中で一番多く水を使っている施設はどこかな

 

 温泉施設、プール、学校、家

 

どれも間違いではないです。みんなで話し合うことが大切!

 

 

 

まとめ

☆しまね環境アドバイザー田中先生の話☆

 「川には、上流と下流があります。川の水は、上流から下流に流れているため、ごみや汚れは下流にたまりやすいです。そして、下流の先には海があります。ごみなどを川に捨てると、そのまま海に流れていくかもしれません。例えば、プラスチックは小さくなると、魚がエサと間違えて食べてしまうため、川にごみなどを捨てないようにしましょう。」

 

川の先に海があること、川に捨てたごみなどが海に流れてしまうことを聞いた児童からは「えー!」と驚きの声があがりました。

 

■児童の感想■

・川の水の透明度は、晴れの日と雨の日で違うことが分かりました。

・プラスチックのごみが落ちていたら拾いたいです。

 

 

担当者のつ・ぶ・や・き

あいにくの雨で大原川へ行くことができず、室内で透視度計を使ったり、パックテストやグループワークなどを行った学習となりました。担任の先生が「飲み残しのジュースなどを川に流すと川が汚れてしまいます。自分たちに関係ないことではなく、川や海の環境問題は私たちの生活のそばにあることを覚えておいてください」と児童に言われたとおり、他人ごとではなく、自分のこととして捉えることが大切です。今回の授業で、一人一人が身近な自然環境について考えていく、一つのきっかけになればいいと思いました。川の絵


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