イベントごみ削減講座〜イベントにリユース食器を!〜を開催しました
島根県では、レジ袋削減に続く新たなごみ減量、リユースの取組として、繰り返し洗って再使用できるリユース食器をイベントで使用する取組を進めており、地域イベントや学校行事(学園祭など)でリユース食器を使う事例が少しずつ増えてきています。
この講座では、行政の取組状況や県内イベントでの使用事例紹介のほか、関西地方を中心にイベントごみの削減に取り組むNPO法人から先駆的な導入事例を紹介いただき、今後の県内イベントでのリユース食器使用について考えました。
開催日時及び場所
日時:平成29年3月16日(木)13:00〜15:30
場所:島根県民会館.大会議室
内容
1.行政の取組報告「リユース食器の紹介とこれまで取組、支援等について」
島根県環境政策課/浜田市環境課
- 県と浜田市の取り組みや導入支援について説明させていただきました。
- 特に、浜田市はイベントの主催者や出店者に対してリユース食器のレンタル料を補助する制度を創設するなど、リユース食器の普及に積極的に取り組んでいます。
2.「2016松江水郷祭」でのリユース食器使用事例について
公益社団法人松江青年会議所 2016 年度松江だんだん委員会委員長石倉英弥氏
- 西日本最大級の湖上花火大会「松江水郷祭」での使用事例についてお話しいただきました。
- 今後も、松江水郷祭全体でのリユース食器導入に向けて取り組みを継続していかれるとのことです。
3.講演「リユース食器活用と今後のひろがり(祇園祭の取組から)」
NPO地域環境デザイン研究所ecotone代表理事太田航平氏
- 関西地方を中心に、「リデュース」「リユース」のいわゆる2Rをテーマとしたまちづくりやライフスタイルの改革に長年取り組んでこられた経験から、たくさんの興味深いお話をいただきました。
- リユース食器を活用したイベントの環境対策については、これまでの京都祇園祭に加え、大阪の天神祭でも導入にむけた動きがあることを動画も交えてご紹介いただきました。
- 聴講された皆様は、リユース食器を活用した社会性や教育効果の高いイベントの意義を確認されたことと思います。
その他、会場では、参加者にリユース食器を体験してもらうため飲料をリユースカップで提供しました。
リユースカップを借りる際に100円を支払い、カップを返却すると100円が帰ってくる「デポジット制度」も併せて体験していただきました。
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また、県内イベントでのリユース食器使用事例を集めたパネル展示も行いました。
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お問い合わせ先
環境政策課
〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 T E L: 環境政策課 [総務・予算、環境総合計画、環境マネージメントシステム] ・環境企画係 0852-22-6379 [脱炭素(カーボンニュートラル)、地球温暖化対策、環境学習、循環型社会] ・エコライフ推進係 0852-22-6743 [再生可能エネルギー] ・再生可能エネルギー推進係 0852-22-6713 [石綿(アスベスト)対策、大気汚染防止、騒音・振動・悪臭、水質汚濁、土壌汚染、温泉、フロン対策] ・規制係 0852-22-5277 [環境影響評価、休廃止鉱山・鉱害、公害紛争処理] ・モニタリング係 0852-22-6555 宍道湖・中海対策推進室 0852-22-6445 F A X:0852-25-3830 E-mail:kankyo@pref.shimane.lg.jp