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果樹の振興

果樹振興計画について

主な品目の紹介

ぶどう

〇デラウエア

 出雲市や益田市など、各地で栽培されています。島根のデラウェアは甘みと酸味が程よく、外観も美しく、50年以上愛され続けているロングセラー商品です。4~7月頃、県内をはじめ西日本を中心としたスーパーやデパート等で販売されています。

 

〇シャインマスカット

 平成20年から出荷が始まり、栽培面積も増加しています。マスカットの香りがあり、大粒で食味が優れ、皮ごと食べることができる人気の品種です。主に7~9月に出荷されます。

 

〇神紅(しんく)

 平成19年から育成を開始し、ベニバラード(母親)とシャインマスカット(父親)の掛け合わせによって生まれた島根県オリジナルぶどうです。名称の由来は“神様が集まる国の紅いぶどう”、“神楽や神話の「神」と鮮やかな赤を表す「紅」”からきています。

特徴は、皮ごと食べられ、種がなく、硬めの食感です。特にその糖度は20度以上と非常に高く、併せて独特の香りがあります。平成30年から農家での栽培が始まり、令和3年から本格販売が始まりました。

<神紅SHINKU公式サイト(外部サイト)>

<しまね観光ナビ神紅(外部サイト)>

 

〇甲州(こうしゅう)
日本固有の品種で、1000年以上の歴史をもっているといわれています。昔から生で食べられてきましたが、明治時代からはワイン醸造にも用いられています。
主に出雲市、益田市などで加工用として栽培されており、県内のワイナリーで味わうことができます。
 

 

島根のぶどう島根のマスカット島根県育成ぶどう神紅

 

 

かき

  • 島根県は全国有数の西条柿の産地として知られています。西条柿は中国地方特有の品種で、食味が非常に優れており、糖度は数ある品種の中でもトップクラスで、食感も抜群です。出荷時期は10~11月で、外観が砲弾型で「打ち出の小槌」を連想させることから「こづち」という愛称で出荷されています。出雲市を中心に広く栽培されています。
  • 西条柿を使った干し柿類も高品質品として市場から高い評価を得ています。東出雲町畑地区では古くから自然乾燥による干し柿(ころ柿)生産に取り組んでいます。また、最近は半生タイプのあんぽ柿需要が高まっており、平成29年から無くん蒸のあんぽ柿が製造・出荷されています。

 

島根のカキ島根の干し柿

なし

  • 安来市で青ナシの二十世紀が栽培されているほか、浜田市旭町や出雲市で幸水や豊水などの赤梨が栽培されており、地元市場や関西市場等へ出荷されています。
  • 各産地では、光糖度センターによる選果、園地や樹を指定して果実を購入するオーナー制度など特徴ある取り組みが行われています。

 島根のナシ

 

いちじく

  • 出雲市、松江市等の平野部で栽培されています。水田転換作物として取り組まれる例が多く、栽培面積は増加傾向です。最近は、ハウス栽培や棚栽培の導入も進んでいます。
  • 最大の産地である出雲市多伎町では、食味が非常に優れる蓬莱柿(ほうらいし)の栽培に取り組んでおり、県内外から高い評価を得ています。加工品生産も盛んで、ゼリー、干し果、姿煮等さまざまな商品が開発されています。

 

島根のイチジク島根のイチジク加工品

 

 

 


お問い合わせ先

産地支援課

〒690-8501
島根県松江市殿町1番地
TEL:0852-22-5131
FAX:0852-22-6036
Mail:sanchishien@pref.shimane.lg.jp